農文協の出版活動

「農」「地域」「食と暮らし」の三つのテーマごとの定期刊行雑誌を柱として、単行本、映像、事典、全集、絵本など多彩な出版物を発行しています。また、三つのテーマを網羅する電子出版分野にも力を入れています。

農家とともに

作物・自然の力を活かす農家の技術は多彩に進化し、次代に受け継がれています。農家の元気を源泉に、「現代農業」、大事典、DVDなどの文化財を制作しています。

現代農業農家がつくる、農家の雑誌

別冊現代農業

『現代農業』は農家がつくる雑誌です。土を耕し、作物や家畜と向き合ってきた農家は、自然とつきあう心構えや技を身につけています。作物・家畜がもつ力を引き出し、健全に育てるために、身のまわりのあらゆるものを活かして日々工夫します。田畑から暮らし、地域へと広がる農家の知恵と技を、互いに持ち寄り交流するための総合実用月刊誌。農文協職員はその橋渡しのため全国の農家を軒先まで訪ねます。

農の文化財

大事典シリーズ
農業技術大系
DVDシリーズ

農家の実践から生まれた技術をわかりやすく伝えるために、農文協は本をつくり続けてきました。それらの農業書は現場の農家に役立つ実用書として多くのロングセラーが生まれています。
農家の実践技術を研究者や技術指導者の知見で裏付けした「農業技術大系」「大事典シリーズ」や、農業をはじめる人にもわかりやすい基本書、家庭菜園や庭づくりの園芸書や映像DVDなど、広く農に関心を持つ人たちへ向けて届けています。

地域とともに

農村は直売所や集落営農、多面的機能支払組織などを基点にした活動に加え、地域おこし協力隊など田園回帰の新しい流れを活かした取り組みで元気です。農家・農村の元気な地域づくりを支援する文化財を制作しています。

季刊地域むら・まちづくり総合誌

農文協ブックレット

『季刊地域』は、農家、農村、農協、行政、NPO、企業、そして地域に向かう市民を「共感」のもとに結び直す雑誌です。いま地方が、農村が、最先端。過疎・高齢化が進んでいるからこそ、それを乗り越える力を蓄えています。「地域資源」「地エネ(地域・地元のエネルギー)」「農・農家」「農村の自給力」「農村の自治力」をテーマにお届けします。

地域づくりの文化財

シリーズ 地域の再生
内山節著作集
シリーズ 田園回帰
DVDシリーズ

少子・高齢化による「限界集落」問題など、農山村は疲弊しているかのようにいわれていますが、じつは条件不利に見える所でも、元気な地域は多いものです。そして、最近の「田園回帰」指向の20代、30代をひきつけるのも、そんな「本物の田舎」。地域の資源や独自の生活文化を生かし、ヨソモノの力も生かす新しい農村の地域づくりに都市の側が学ぶ時代なのです。

食と暮らしを引き継ぐ

農家は作物を育てるだけでなく、自然、いのちと向き合い、食と暮らしを自給する文化を育んできました。この文化を次代に伝え継ぐため、食と教育分野の文化財を制作しています。

うかたままるごと、食べごと。

別冊うかたま 伝え継ぐ日本の家庭料理

『うかたま』は家の周りにあるものでゆたかな暮らしをつくる農家の知恵を参考に、手づくりの暮らしを楽しむ雑誌です。料理だけでなく、日用品の修繕や野菜づくり、草木の利用など、ワクワクする「食べごと」を毎号お届けしています。

食と暮らしの文化財

日本の食生活全集
地域食材大百科
絵本シリーズ そだててあそぼう

全国の特徴的な諸地域で、身の回りにある食材や素材を大事に活用して豊かな暮らしを営んできた農家の食と生活の知恵と技を紹介した代表作が「日本の食生活全集」シリーズです。食全集を代表とした食と暮らしの本は、農山村だけでなく都市に住む読者にも広く受け入れられ、自然な暮らしを楽しむ輪が広がっています。

電子出版

インターネット上で『現代農業『季刊地域』『農業技術大系』『農業総覧』をはじめ、大型全集企画や動画ライブラリなどを検索活用できる「電子図書館」を展開しています。また電子書籍にも積極的に取り組んでいます。

ルーラル電子図書館

さまざまなキーワードで、全国農家の知恵を引き出す
病害虫や障害の診断から、農薬の最新情報まで、防除に欠かせない

利用していただいている農家の声です。
「農作物の栽培や病気・害虫の写真データをはじめとしたデータベースの充実度と実用性はすごいの一言です。
①思いついたことばで検索できる
②クリックだけで検索OK
③適用農薬の検索も超簡単
④農作業のビデオも充実
など、農家には夢のようなデータベースです。」

JA版農業電子図書

資材購買や営農指導の強力なツール『JA版農業電子図書館』
生産現場でも大活躍

全国の8割近いJAで活用されています。正確な病害虫診断と的確な農薬選択で、JAの営農指導と窓口相談を強力にサポートしています。
① 既存のパソコンが活きます
② JA固有の情報も提供できます
③ JA取扱い農薬を表示します
④ スマートフォンやタブレットでも使えます