きみのからだが地球環境 全5巻

きみのからだが地球環境
AB版

自然の成り立ちと環境から、人間の新しいくらしと地域を考える。

著名 著者 ISBNコード 新コード 発行年 内容解説
1 きみは、どこからやってきた? 小原秀雄編 下谷二助絵 4-540-94160-7 54094160 1995 環境の基本は食うこと。消化器官は外の世界が身体に食込んだものであり生きるとは自然をとり込むこと。そこに化学物資が入り込むと…。身体の延長としての環境、環境の延長としての身体という視点から環境問題を問う。
2 きみは、死んだらどこへいく? 小原秀雄編 下谷二助絵 4-540-94161-5 54094161 1995 食べられて死ぬか、死んで食べられるかしかない生きものの世界。しかし人間は死んでも誰にも食べられない。自然のルールからはずれた人間の位 置、特殊性を自然の成り立ちまでさかのぼって問いかける。
3 きみには、きみの環境がある 小原秀雄編 下谷二助絵 4-540-94162-3 54094162 1995 食べ分け、住み分けによってそれぞれの環境が複雑に入り込んだ生物界。そこからはみ出し社会システムの中で生きる人間は自然を素材として環境を自ら創ることにより、環境によって創られる。環境の本質的な見方を描く。
4 人間のくらしが、ヒトを変える 小原秀雄編 下谷二助絵 4-540-94163-1 54094163 1995 現代の急速な環境(モノ)の変化によって生ずる体や心の歪みはマンションで手厚く飼われ、骨折しやすいなどの異常がみられる現代のペットに似ている。環境問題の本質を体に見、モノとの関わり方を変ることの重要さを説く。
5 地球はちいき、地域はちきゅう 小原秀雄編 下谷二助絵 4-540-94164-X 54094164 1995 画一性を特徴とする近代技術は、人間と自然の深い交流の中で成立する地域を歪め環境問題を深刻化させている。急速に進む砂漠化の背景には地域の生活破壊がある。地球環境破壊を地域から捉え、新しい地域に未来をみる。

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