自然とあそぼう　植物編 全10巻

もともと自然の探検者だった子供を自然につれだす絵本。
かわいいキャラクターと正確な細密画の楽しい組合わせで、コマギレの自然でなく、
丸ごとの自然の神秘、おもしろさを感じさせる絵本。子供と話合う手引きつき。

書名	著者	ISBNコード	製品コード	発行年	内容解説
おへそものがたり	中嶋博和構成　村松ガイチ絵	4-540-86122-0	イア621	1987	マメのたねをみると、おへそがあった。トウモロコシにも、イモにもあった。たねにはみんなおへそがある。おへそがあるからたねはみのる。植物のタネとそれを育てる草木。命の連続を身近なところから発見させる。
とおくへいきたい	中嶋博和構成　中村信絵	4-540-86123-9	イア622	1987	タンポポは風にのって、ナンテンは鳥にたべられて、クルミは川を流れて、イノコズチは動物のからだについて、植物のタネは旅をする。そして、タネたちは未知の国へ行って新しい生命をはぐくむ。
おおきくなりたい	中嶋博和構成　磯部宏夫絵	4-540-86124-7	イア623	1987	大きくなるのはなかなかたいへん。光もほしいし水もほしい……。１年でかれる草、何十年もかかって大きくなる木。太陽にはぐくまれ、雨の恵みを受け、栄養を吸って、草も木も精一杯大きくなろうとしている。
あついよさむいよ	中嶋博和構成　清水一利絵	4-540-86125-5	イア624	1987	暑いのが大好きなヒマワリはぐんぐんのびる。暑さのにがてなヒガンバナは秋までおやすみ。草も木もみんな温度を気にして生きる。気温の変化とともに、草木のようすが変わる。季節が変わるから植物も変化する。
おなかがへった	中嶋博和構成　栗原徹絵	4-540-86126-3	イア625	1987	草も木も土となかよし。土のなかに根をはって土のなかの養分をすう。わたしはこの土と、土のなかの虫やカビとともだちなんだから。生きているから水を吸い栄養分をとり込む、自然の植物のたくみな生活の仕組み。
ねむくなっちゃった	中嶋博和構成　河崎千加子・長嶋洋一絵	4-540-86127-1	イア626	1987	さあ、あさだ……と元気におきるタンポポ。ねぼけまなこのチューリップ。夜になってめがさめるカラスウリ。たぬきねいりのオジギソウ。動かないように見える植物も、朝―昼―夜で姿を変える。姿を変えながら育つ。
どこにすもうか	中嶋博和構成　河崎千加子・長嶋洋一絵	4-540-86128-X	イア627	1987	海辺の草や木は潮風もへいき。競争あいてがすくないから、安心して海べにすめる。日かげには日かげを苦にしない植物がはえる。植物は環境に適応し、それぞれ自分に適した場所で生きている。
いじめっこはだれ	中嶋博和構成　谷口高司絵	4-540-86129-8	イア628	1987	キジバトがやってきてダイズの若芽をついばむ。大きくなればハトはこない。こんどは虫が葉をたべる。でも、その虫をたべる虫もくる。植物をおそう動物、その動物をねらう天敵もいる。生物の世界の不思議なバランス。
あのこだいすき	中嶋博和構成　高松良己絵	4-540-86130-1	イア629	1987	花にチョウがくる。花はチョウがすき。ガもすき。鳥もすき。みんな花粉を運んでくれるから。花粉をもらってたねができ、実がみのる。種類ごとに個性あふれる巧みな生殖の仕組み。そして虫や環境とのかかわり。
わたしたちのたから	中嶋博和構成　中村信絵	4-540-86131-X	イア62A	1987	クッキーのふるさとはどこ？　いすやベッドは？　身の周りのものが、どこからやってきたのか。たずねてみれば、これも植物、あれも植物。わたしたちの毎日の生活には、草木のプレゼント、自然の恵みがあふれている。