▼[特集]
教材・教具を授業でどう生かす
この電気学習はこの現物教具で……足立止
14年目の<技術入門>……内糸俊男
持ち帰りたくなる作品をめざして……下田和実
提示用木材標本づくりから箸の製作まで……村上真也
手づくり教具で授業を変える……金子政彦
簡単ビックリ「澱粉の糊化」実検……北野玲子
ものづくり入門で使える教材・教具……水口大三
【実践記録】都市型栽培学習の実践……野本勇
【エッセイ】野口英世の遺功を米国に訪ねる……齋藤英雄
生活体験が少なく、さまざまなイメージをつくりにくい現代の子どもたちには、言葉で伝えるよりも、具体的に見たり、触れたり、味わえたりする教材・教具を活用することで、授業はわかりやすく、楽しくなる。今号では、「ものづくり」の初歩を伝える教材・教具を集めた。
「ものづくり」一般の入門教材として、火打石発火法、つぶれない箱構造の工夫を紹介(内糸・水口記事)。また、実感でつかみにくい電気分野では、抵抗・コンデンサ・回路図を電気パン焼き機、使い捨てカメラなどで具体的に学ぶ方法を紹介(足立・金子記事)。さらに、短い授業時間でも満足できる木工教材を取り上げた(下田・村上記事)。
食物分野では、伝統的なお菓子、きな粉餅、くず湯、はったい粉が現代に生き返る「簡単!おいしい調理実検」シリーズがおもしろい(北野記事)。
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