月刊 現代農業
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やってみました!手作り酵母・酵素液

身の回りで手に入るものを集めて酵素液づくりに挑戦

岩手県八幡平市・渡辺さん

編集部

 おいしい野菜や果物を食べるためには労を惜しまない渡辺さん。3月号「自分だけの『手作り酵素』」を読んで、ふと「冬場はヒマだし、ちょっと作ってみるか」と思い立った。とはいっても遠くから発酵菌などを取り寄せるのは面倒だし費用もかかるので、とりあえず身の回りで手に入るものを集めてやってみることに。

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 渡辺さんは、自家用野菜と自家用果樹に田んぼが1町くらいの兼業農家。にもかかわらず、どうせ酵素液を作るならいっぱい作ってやろうと思って大量の材料を集めた。内訳と作り方は図の通り。

 3月号の記事では素材と白砂糖の割合がほぼ1:1くらいだったが、自分でも作っているリンゴなど果物を多く入れることで砂糖は少なめに。また「海のもの」を入れるといいとあったのでワカメを、発酵菌は酵母ならなんでもいいだろうと思い、安いイースト菌を使うことにした。

 材料を混ぜて毎日1回かき混ぜているとだんだんプクプクわいてきて、ツンとくるアルコールのニオイが漂う。1カ月ちょっとでプクプクは一段落。搾ってみると、出るわ出るわ、30リットルくらいの酵素液がとれた。

渡辺さんの酵素液の作り方
渡辺さんの酵素液の作り方

野菜が青々、果樹が活き活き、虫や病気もつかなくなった

 できた酵素液を1000倍に薄め、トマトやキュウリなど実のつく野菜に定植後1週間に1回動噴でかけてみた。するとぐんぐんと背丈がのびる。いつもなら盆前に葉っぱが赤くなってくるのに、いつまでも青々として勢いが落ちない。またいつもの年ならトマトはコナジラミ、キュウリはベト病などにやられるのだが、なぜかそういう虫や病気も寄り付かなくなった。

 リンゴやナシなどの果樹にも、1000倍で防除のとき農薬に混ぜて3回くらい撒いてみたら、葉っぱがいつもより色が濃く活き活きしているようで、やっぱり虫もつかなくなった。

 思った以上の効果に大満足の渡辺さん。保冷庫にはまだ大量の酵素液が眠っているのだが、早くも今年の秋からまた新しい酵素液を作ってみたいと思っている。今度は買うものをさらに減らし、ヨモギやアケビなど、その辺で手に入るものをふんだんに使ったオリジナル酵素液を作る計画らしい。

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