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ヨモギがほんのり香る。頂芽だけでなく、てっぺん付近の小さな葉もつけてみたが、美味しく食べられた(小倉隆人撮影)

ヨモギ vs スギナ

身体が喜ぶ
生ヨモギの味噌汁

崇城大学薬学部・村上光太郎先生

編集部

春でも目覚めすっきり

 皆さん、春は眠いですねえ。「春眠暁を覚えず」ですから仕方ないですねえ。でも、毎朝ヨモギの味噌汁を飲めば、1週間で目覚めすっきり。朝早くから身体に力がみなぎって、仕事したくてたまらなくなりますよ。

 大事なのは、ヨモギを生で食べることです。よくヨモギを使うとき、皆さんゆでてから草もちに搗き込んだりしてますね。あれじゃせっかくの薬効を捨ててるようなものです。ヨモギにたくさん含まれるミネラルが、アク抜きと一緒に全部流れていっちゃいますから。

(黒澤義教撮影)

 一番気軽に生で食べられるのが、ヨモギの味噌汁。なーに簡単です。ヨモギは生長点の部分だけを摘んできて、できた味噌汁にパラパラッと入れて食べるだけ。まだ開ききってない頂芽のところだけなら、生で食べてもそんなにエグミはないし、味噌と調和して、なかなかおいしい。頂芽3〜5つで1日に必要なミネラルがまかなえますから、朝から目覚めすっきり、頭くっきり。春先に眠いのは、朝晩の温度差についていけなくて、身体がミネラル不足になるからなんです。

 ヨモギといえば、沖縄では昔から野菜として食べてきましたが、最近、沖縄の男性の平均寿命が短くなったのは、このヨモギの味噌汁を飲まなくなったからですね。

 骨粗しょう症、アレルギー・アトピーだって、ヨモギ味噌汁で治ります。1カ月飲み続ければ、花粉症だってラクになりますよ〜。

夏は、ザル栽培で

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 さて、ヨモギの味噌汁のおいしさに身体がとりつかれると、今度は春だけしか飲めないのが悲しくなります。夏の強い日射しを浴びると、頂芽といえども少々エグミが出て硬くなってきてしまいます。

 そこで夏は、地際から10cmくらいでヨモギの株をいったんカットし、上からカポッとザルでもかぶせておいてください。わき芽がヒョロヒョロ軟弱徒長して生長点がたくさんとれます。これで夏でも毎日、元気はつらつヨモギの味噌汁です。(談)

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