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手作りの竹製モグラ捕獲器。このように入り口はフタが外に出ないようになっている

にっくきモグラをやっつけろ

2年で43匹退治!
私の手作りモグラ捕り器

松沼憲治

市販品を参考に、廃品を使って

 近頃モグラが急に増えたことに気づきました。モグラのエサになるミミズが多いのでしょうか。

 モグラによる被害は宅地では特にありませんが、植え込み、築山、池の周り、芝生などに朝、モリモリとした土が数カ所あるのが気になります。ビニールハウスでの被害は抑制キュウリの草丈が1mから1.8mになる八月末頃、朝、キュウリの根元にモリモリと地中を歩いた跡があります。そうやって根を切られると暑い日中、キュウリがしおれるので困ります。

 そこで「モグラを追い払うよりは、退治することが後々のためかな」と思い、捕ることにしたのです。私の家には3種類のモグラ捕り器があり、1つ目はモグラを挟み込むタイプ、2つ目は上から刺すタイプ、3つ目は捕り器に誘い込むタイプで、いずれも市販品です。このうち、3つ目のタイプは「管の捕り器ならば家で作れる」と思い、手作りすることにしました。

 家や作業場など、建物の樋の下し管の廃品ポリパイプ(直径5〜6cm)を、長さ18〜20cmに切り、約2mmの穴を左右に1個ずつ空けます。そこに針金を通し、薄いブリキ板(缶詰のフタなど)を使って入り口のフタを作りました。入り口からフタを押し上げて入ったモグラは、先に進むとフタが戻って逆には開きません。モグラがバックしては出られない仕組みです。その先にはジュース缶の底を切って管の内側にさし込んでおきます。

 これを同じような大きさの真竹でも作りました。現在は市販品、管(缶)、竹で計七組あります。

モグラ捕り器のしくみ

モグラが捕り器に入ると(1)、フタが開き(2)、さらに進み入ると(3)、フタが閉まり(4)、後戻りできなくなって前に進み(5)、そのまま餓死する

もう獲れない、モリモリもなし

手作りの竹製モグラ捕獲器。このように入り口はフタが外に出ないようになっている

 モグラ捕り器は、モグラの通路に仕掛けること。これはネズミ、イタチのほか、すべての動物で同じです。通路には幹線と支線があり、私の700坪のハウスの場合、外(畑)とハウスの出入り口(幹線)は4カ所ぐらいです。おもに、その通路に捕り器を仕掛けます。ただし、キュウリの根元をモリモリ歩くのは一過性で、二度と通りません。一度ミミズを食べれば次はこないもんです。だから、そのようなモリモリに仕掛けてもモグラはかかりません。

 モグラ捕り器は通路のどちらからきても捕れるように2器1セット、それぞれ入り口を外側に向けて仕掛けます。管の入り口は土をよくはらいのけて通路を空洞にしておきます。そうしないと、モグラがスムーズに管に入れないのです。一度入ればバックしても出られず、前に進めばジュース缶に入って死にます。

 ちなみに、刺し器の仕掛けは、1器で左右どちらからでも効果があります。仕掛けるところをよく固め、仕掛けてから一度バチッと刺してテストしておくことが大切です。一度失敗し、逃がしたときのために、その先にもう一器仕掛けるのもよいです。

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 捕殺は平成18年が20匹、19年が23匹、計43匹でした(2匹ぐらい記帳もれがあったかもしれません)。うちハウス内が21匹、宅地内が22匹でした(600坪の宅地でモグラがいるのは200坪ぐらい)。刺し器は4匹だけだったので、管のほうがよく捕れました。5月10日に始まり、6、7月が多く、18年には11月にも捕れましたが、19年は10月以降捕れません。宅地もハウスも1カ所で年四匹捕れたこともありましたが、10月末にはモリモリがなくなりました。

(茨城県古河市水海)


孫も喜ぶペットボトル風車

新沼一夫

 私の店ではペットボトル風車を手作りし、販売しています。この風車は弱い風でもまわり、音が少なく、簡単には壊れません。何より、お孫さんが喜ぶこと請け合いです。モグラだけでなく、鳥除けにもなります。ぜひ、作ってみてください。

(岩手県大船渡市日頃市町坂本沢 高梨商店)

「田舎の本屋さん」のおすすめ本

この記事の掲載号
現代農業 2008年5月号

ヨモギVSスギナ/月のリズムと作物のリズム/イネを傷めない初期除草法/にっくきモグラをやっつけろ/他 [本を詳しく見る]

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