月刊 現代農業
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●巻頭特集 ありっ竹 使いきる

黒澤義教撮影
(黒澤義教撮影)

竹肥料・竹堆肥で使いきる

竹パウダーで生ゴミが消えた

編集部

 昨今、家庭でできる生ゴミ堆肥化キットが流行しているが、福岡の主婦グループ「エコママ」の生ゴミキットは基材がなんと竹パウダーだ。

 竹パウダーは、基材が腐葉土のものよりもずっと軽くて混ぜやすく、生ゴミの水分をしっかり吸収してくれるのだそうだ。竹にはミネラルや糖質が多く含まれていて微生物が多くひそんでいるからか、生ゴミのニオイもまったく出ないし、虫が来ない。

 キットの発泡スチロールの箱に竹パウダーを入れたら、あとは毎日生ゴミを入れてかき混ぜるだけ。生ゴミは細かければ2〜3日で消えていく。四隅や下のほうもよくかき混ぜ、通気性のいい布カバー(箱のサイズぴったり、エコママお手製)をしておくのがポイントらしい。

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 箱がいっぱいになったら生ゴミを入れるのをやめ、布カバーをして待つ。二週間くらいですべて消えてしまうので、土とこれを4:1の割合で混ぜ、野菜や花づくりに使う。

 この堆肥だと甘くて美味しい野菜ができるのも評判のようだ。キットを推進している地球のめぐみの梅崎さんは「今までもいろんな生ゴミ堆肥を使ってきましたが、竹パウダー製は野菜の育ち方、味が全然違うんです!」という。

 本当に生ゴミが消えていくのかどうか、竹パウダーの力を実感したくて、編集部でも使ってみた。

黒澤義教撮影 生ゴミリサイクルキット700円。発泡スチロール箱に竹パウダー、スコップ、布カバーまでついているので、生ゴミさえあればすぐに始められる。竹パウダーのみは300円。

これぞ、竹パウダーの力!

大ちゃん、さっそく失敗 サンパーよりも高い位置から入れたほうがうまくいく 肥料袋の開け方も大事
竹パウダーを箱の1/3くらい入れ、米のとぎ汁などで湿らせた。ここへ毎日、生ゴミを投入してはよくかき混ぜ、布カバーをつけておいた 投入した生ゴミは2〜3日で消えていくので毎日入れていける。タネや生長点の残るヘタ部分などは、むしろ発芽したり新しい葉が生えるなど生命力がみなぎっていた。おそるべし竹パワー 箱がいっぱいになったら布カバーをつけて完全に分解されるのを待った。生ゴミは入れず、週に1、2回かきまぜた
大ちゃん、さっそく失敗 サンパーよりも高い位置から入れたほうがうまくいく  
生ゴミが消えた!?
分解しにくいミカンの皮も、細かくしたダイコンの芯も姿は見えなくなっていた
竹パウダーにひそむ微生物の力で、何の残骸だかわからぬほど分解されている  

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