農業に使うには、手軽にやいたやわらかい
炭が合っている。
そしていまや炭は、地球温暖化対策の
二酸化炭素減らし効果でも
注目されるようになった。
じゃんじゃんやいて田畑に入れれば、作物も地球も喜ぶ。
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| 竹酢工房ウドの代表・深谷啓司さん(前列左)、メンバーの緒方信さん(前列右)と近藤博行さん(後列左)。この日助っ人に駆けつけてくれたのは、美浜町の神野悦夫さん(後列中)と愛知炭やきの会の会長・加藤久義さん
(写真はすべて黒澤義教撮影) |
竹林整備で出た竹の先端や細竹 |
『炭を手軽にじゃんじゃんやく』コーナーより
――農業には、消し炭やくん炭のような簡単にやけるやわらかい炭がいい
「竹酢工房ウド」は愛知県東浦町の竹山で毎週活動している炭やきグループだ。炭窯で本格的な竹炭をやくいっぽう、先端部の細くて枝葉の多い部分は溜めておいて年4回ほど野やきし、やわらかい炭をつくっている。静岡県の山本剛さん(2009年4月号)が「ポーラス竹炭」と名付けたこの野やきの竹炭、要は消し炭が、じつは農業用には最適なのだ。大きな穴がいっぱい開いているので、水や空気を保持しやすく土の物理改良効果が高い。微生物にとっても居心地がよさそうだ。なにより気楽にじゃんじゃんやけるのがいい。
ポーラス竹炭は竹山の中でもやける(立っている青竹は燃えない)が、竹酢工房ウドでは竹山下の広場でやいている。消火用にたっぷりの水(500リットルタンクいっぱい)を用意していざ開始!
農業用に最適!ポーラス竹炭
愛知県東浦町・竹酢工房ウド
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枝葉に火をつけてだんだん大きな竹を投入していく。火が盛んに燃えだして火柱が大きくなってもひるまず次々竹を投入するのがコツだ
(できれば、やく前に消防署に一報を) |
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| こんなふうにオレンジ色になったところは炭化終了のサイン |
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| 炭化したところから順に鋤簾で掻き出して広げ、そこに水をかけていく |
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| 炭窯でやくときに出る竹酢液に、トウガラシ、ニンニクの芽、アロエの葉を漬け込んだもの。深谷さんは虫除けにこれを200倍に薄めて野菜に散布している。春夏作は無農薬で、秋冬作でもシンクイムシ防除1回のみで野菜がつくれる |
深谷さんは10a当たり1tもポーラス竹炭を入れる。やわらかい炭なので耕すとかんたんに砕けて小さくなる。土がフカフカになり、作物の根張りもよくなる |
竹炭1t、牛糞堆肥2tを入れてつくったサツマイモ。一株2.2kgのイモがついていた |

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この記事の掲載号
『現代農業 2010年12月号』
巻頭特集:じゃんじゃんやいてじゃんじゃん使う炭
稲作 圃場整備は自分でできる/野菜 部分加温でムダなく暖房/果樹園のネズミ退治/畜産 草で育つ和牛/もっちりおいしいご飯パン/食べて減らすシカの害/イノシシの竹製の捕獲檻を作る ほか。
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『現代農業 2009年04月号』 巻頭特集:ありっ竹使いきる 竹パウダー機、5万円で作っちゃいました/ビックリ、竹チップ堆肥でトマトの病気激減/竹肥料・竹堆肥で使いきる/痛快!竹山活用大作戦/帯状間伐が有効/根こそぎ枯らす秘策
軽?い!一度やったらやめられない、くん炭育苗/花も鶏糞栽培/ほか。
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