月刊 現代農業
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2月(品種特集)号の主な記事(予告)1月5日発売

■今さら聞けないタネと品種の話きほんのき タネ袋を読み解く/早生・中生・晩生とは/タネはどれくらいもつ?/在来種を考える

■彩り品種で元気に長生き 機能性野菜の色品種で町おこし/女性が喜ぶカラフル野菜の健康機能

■遅出し早出し品種 淡路島で夏どりレタス/11月まで貯蔵できる赤タマネギ/梨瓜を9月に出す

■オクラで一稼ぎ 5種類で一稼ぎ/切り戻しにはグリーンソード

■直売所で人気の花 注目のハボタン品種/物日にあてやすいキク

■シェフに提案できる品種 100品種を40店舗に/キュウリを7品種/売れる高アミロース米

■業務用向け品種で農地を守る

イネ11品種で作業分散/パスタ用・パン用小麦/納豆用ダイズ/集落営農向き野菜品種/茶新品種

■夏秋トマトの品種動向 桃太郎8以降のピース・ワンダーほか

■品種で挑む石灰欠乏 メーカーに聞く 出やすい・出にくい品種

■単為結果で働き方改革 単為結果ナス・トマト 新品種の実力/PC筑陽、ハウスパルトほか

■皮ごと食べられるブドウ マスカット香がある黒ブドウほか

■次回全共への育種改良 白鳳で肉質向上/乳徴・肩付きに注目

編 集 後 記

▼くん炭は効果が色々ありすぎて編集は大変だったが、逆にいうと、ここまで幅広く使える資材もあまりない。しかも材料は毎年タダでいくらでも手に入る。くん炭やきの煙が上る風景は村の豊かさの象徴だ。(石川)

▼山陰でパン用小麦1tどりを夢見る人たち。プロ意識あふれるパン職人。地域にはたくさんの人材がいると実感。農工商連携という言葉で片付けられない、はみ出し、突き抜けるパワーがあった(127頁)。(伊藤)

▼今後は後継牛を育成できるようになりたい。飼料米をつくってエサを自給したい。放牧地を整備した時に出る木材で薪販売もしたい……進化中の西山維進会(251頁)。青木君の仕事もたくさんありそうだ。(五十嵐)

▼くん炭づくりもこうじづくりもみな楽しそうに自分のやり方を教えてくれた。自分なりの工夫をこらすのって、どうやらとても楽しいらしい。その楽しさが伝播して、今どちらもつくってみたくてたまらない。(小河)

▼くん炭で元気になる善玉細菌の存在を明らかにした江邉正平さん、大池達矢さん、阿野貴司さん(116頁)。農家が不思議に思っていることを解き明かす。こうした研究がもっともっとあったらいいと思う。(山下)

▼佐藤民夫さんに初対面(164頁)。「品種も技術も地域に合うかどうかが一番大事。だから何でも試してみなきゃ、誰も教えてくれませんからね」という言葉が印象的。佐藤さんの小力技術の進化も楽しみだ。(廣瀬)

▼リンゴの樹形(210頁)。経済寿命は15年より30年がよいといわれても正直ピンとこない。自分でいえば30年後は孫が生まれている頃だろうか。そんな先のことは考えられぬ。果樹農家はすごい。(岩瀬)

▼信楽焼きの焙炉(246頁)でナシの葉を揉むとナシの葉紅茶が出来上がるそうだ。ブドウの葉やビワの葉でもイケる。紅茶はもちろん、いろんな葉で世界に一つのオリジナルティーを作っても面白そう。(遠川)

▼160頁のウエテック事務所にはなんとカラスが! ケガしていたのを助けて以来、上原さんが飼っている。「よくこれでGAPの検査をパスしましたね」と新井さんも苦笑。これからの2人の挑戦が楽しみ。(渡邊)


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