3月号の主な記事(予告)2月5日発売
■巻頭特集
耕耘新時代へ/ロータリの強みと弱み/低速ロータリのゴロ土ベッドで注文殺到のキク/スピード3倍!?残渣処理にチゼルプラウ/パワーハローで燃料代半減/管理機、鍬も上手に使う/新しい作業機を徹底紹介■くらし・経営・地域のページ
息子も喜ぶ 手入れがラクな庭木・生け垣/フキノトウの雪貯蔵/本当に使い勝手のいい加工施設のつくり方/知らなきゃ損する税金 控除について/世界で見直される小規模・家族農業■稲作・水田活用
イネのアイデア直播栽培/バカ苗病をかしこくたたくQ&A/愛媛で小麦1tどりに挑戦/バケツイネ選手権報告■野菜・花
春はつぼみ菜・わき芽で稼ぐ/毎年株更新するアスパラ栽培/転作田でポテトチップス用のジャガイモづくり■果樹
徒長枝を味方につける/青森のリンゴチャンプのせん定指導/モモの徒長枝の活かし方/せん定をスムーズにするアイデア■山・特産
ワラビ栽培で稼ぐ/カヤと落ち葉で土ごと発酵茶園■畜産
増し飼いは「良質な粗飼料」で/いまどきの平飼い養鶏■機械・道具
農機メーカーに聞く、農家ニーズにどう応える?編 集 後 記
▼タネ袋をよく見ると、わからないことが結構ある。でもそれらの事が、次々に解明されていく。「そうだったのか!」と何度膝を打ったことか。今回の特集、小さなタネのとんでもない深い世界が覗けます。(石川)
▼「津軽海峡を渡ると大豆の品種特性が一変するんだ。日本人と白人くらい違う」。83頁の世界地図を見てハッとさせられた。北と南、それぞれの環境に合わせた、植物の変幻自在っぷりに、拍手。(伊藤)
▼「第2横利系」を守りつつ、超人気「安福久」も入れている後上さん(344頁)。「繁殖障害が出ると聞くが、ボディコンディションを整えるからうちはまったく出ない。その飼養の延長に共進会がある」(五十嵐)
▼タネを採り続ける農家の声が教えてくれたタネと人との共存関係(306頁)。命あるタネを法律で縛りつくそうという発想がそもそもの間違いか。タネ採りの技の先に世直しの術を思う。(小河)
▼タネのこと、知ってるようで知らなかった話が種々出てきた(46頁より)。読者の皆さんの参考になる記事がありますように。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。(山下)
▼やっぱり何でも自分で試してみるって大事だなと、宮崎茂樹さん(135頁)の話を聞いて思った。失敗しない品種選びは難しそうだけど、地域と自分に合う品種探しなら、何だか楽しそうでワクワクする。(廣瀬)
▼植原さん(288頁)の事務所には父親の代から伝わるブドウの分厚い研究ファイルが13冊もズラリと並ぶ。2000年にわたるブドウの血統。半世紀以上にわたる研究。ブドウ一粒に全部詰まっている。(岩瀬)
▼ハボタンの品種の多さに驚いた(172頁)。さかのぼると江戸時代の園芸ブームで改良が進んだとか。いま目にしてる品種ってそういう時の流れのなかで磨かれていったものなんだ、と思うとやっぱりすごい。(遠川)
▼ホップ(253頁)の若芽を食べる欧州文化が日本でも広がっている。今回初めてクラフトビールを飲んだ。ショウガに近い爽やかな香りが鼻を抜け脳膜に浸みる。うまい!ホップ、ステップ、ジャーンプ!(渡邊)