月刊 現代農業
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7月号の主な記事(予告)6月5日発売

■巻頭特集
 草刈りが意外と楽しくなる工夫集2018 高刈り流行中 在来野草が増えた、カメムシが減った/金属刃・ナイロンコードの選び方&使い方/自分でできるメンテナンス/法面に小段設置で劇的にラクに/いろんなモアを使いこなす/いま注目の大鎌を徹底指導/夢の無人草刈り機

■くらし・経営・地域のページ
 夏の快適のら着 サッカーユニフォーム、手作り腕カバーほか/障がい者が活躍できる加工所/麦芽粥でみちがえる便通/外国人実習生受け入れの実際/実習生の帰国後

■稲作・水田活用
 ラクにムラなく流し込み追肥 水深調整、肥料の選び方 1haの大型水田でも/超深水栽培/田んぼ生き物調査

■野菜・花
 夏ネギで稼ぐ 満月防除とバリカン刈りで年間3億円ほか/トロ箱栽培で短茎ギク/エダマメ多収に挑戦

■果樹
 困った時の環状剥皮 ブドウの裂果激減、カキの着色促進/ミカンにふろしきかけて上部摘果/摘果・摘粒に便利な道具

■山・特産
 水田でナマズ養殖/夏の整枝でつくる「秋新茶」

■畜産
 65日齢で育成配合に完全移行 出荷体重20kg増/新連載 長命連産のための乳牛の見方

編 集 後 記

▼今回の特集で一番大事だと思うことを一文字で表わすと。なんのこっちゃと思うかもしれないが、安くてよく効く「予防剤」のRACコードがなのだ(80頁)。一目でこれがわかるって画期的。防除上手への道は予防剤の使いこなしから。(石川)

▼3月号に続く、耕耘新時代第2弾。規模拡大と転作が進む中、荒起こしなしの一発播種が今後の主流に!?単なる省力化でなく、適期播種が可能となり、発芽率も排水性も抑草も向上する工夫が続々(220頁)。(伊藤)

▼今号は卵にも注目(104頁)。卵に鱗毛があると寄生バチも産卵しにくいらしい。ハスモンヨトウは要注意だな……。うわー黒い卵がいっぱい、と思いきや益虫のサナギだった、なんてこともよくあるそう。(五十嵐)

▼♪ハーブを愛するひとは心清きひと〜。農薬減って天敵増えてとても幸せ〜。ハーブって不思議だな、いいもんだな(114頁)と楽しくなって、ふと替え歌を作ってしまいました。メロディは「四季の歌」。(小河)

▼今さら聞けないシリーズ第3弾。とっつきにくい農薬が、読み終える頃には、少し身近になるだろうか。RACコードも絶賛普及中(208頁)。農薬は、知れば知るほど、使用量を減らせるはずデス。(山下)

▼トマトのタバコカスミカメ活用(122頁)も防蛾灯(129頁)も、ラクで安いのに週1回の農薬散布より効果があるという。もちろん抵抗性も怖くない。薬散はどこまで減らせるか、今後の進展も楽しみ。(廣瀬)

▼川上久次さん(149頁)は、お年は69歳だが、7掛けして48歳と思って生きているという。ちなみに私は7掛けしたら23歳。そう考えればまだまだなんでもできると、元気をもらった。(岩瀬)

▼130haの茶園を管理する堀口製茶でも、西さん(236頁)の散布機を見本に米ヌカ散布機を導入。茶色くペイントして「ブラウンジェット」と命名したそう。大面積茶園こそ、米ヌカ防除が流行るといいな。(遠川)

▼246頁、国境・作目・世代を超えて伝えられる縞葉枯病ウイルス……

って、ロマンに浸ってはいられない。抵抗性品種で被害を抑えるだけでなく、被害を広げないよう、保毒虫自体を減らす努力が必要だ。(渡邊)


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