月刊 現代農業
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11月号の主な記事(予告)10月5日発売

■巻頭特集
 もう止まらない!農家のモミガラ大活用 モミガラで田んぼの土が畑の土に大変身/1回凍らせれば分解しやすくなる!?/続々登場、発酵モミガラを簡単に作る/培地・培土を軽いモミガラで/くん炭・灰にしてミネラル補給/オガクズ代わりの敷料に

■くらし・経営・地域のページ
 煮豆・炒り豆・打ち豆を楽しむ/ミカンの皮が目に効く/効率を上げる加工機械の選び方・使い方/ハウス農家の適正規模を考える(後編)/新老農時代がやってきた

■稲作・水田活用
 イナワラ需要を掘り起こせ!/乾燥・調製に役立つアイデア集/新連載 多肥栽培で暖地でも小麦1tどり

■野菜・花
 温度測定・ダクト配置でハウスの温度ムラを改善/ハロウィン需要を狙うカボチャ・花/おいしいサトイモの見分け方

■果樹
 苗木に定植前のひと手間かけて、ぐんぐん生育、実が揃う/ミカンの選別をラクに早く/果実をおいしくする貯蔵術

■山・特産
 針葉樹のヒノキでナメコ、カラマツでクリタケ

■畜産
 脱・化粧肉のための哺乳期のミルクとスターターの話

■機械・道具
 ハウスの再建・解体/曲がったパイプをまっすぐに

編 集 後 記

▼今号は大特集が二つある。最初の肥料選びの話では、厳選されたあーなるほど!という話が満載。必見です。一方、裏特集は4人の研究者からのメッセージ。読んだ後の率直な感想は、土はすごい、田んぼはすごい、微生物はすごい…。なんだか心が温かくなりました。(石川)

▼副成分に硫黄を含む肥料を入れてイネの生育改善。思わず笑ってしまいそうになるほど、劇的な効果だ。硫化水素の量を見える化するツールも登場。田んぼのブクブクの正体、何がよくて、何が悪いか? 暴けそうな気がしてきた(170頁)。(伊藤)

▼長年同じ圃場で栽培を続けるには、細菌のエサを畑に入れ続け「菌力アップ」(140頁)が欠かせない。新規就農者が耕作放棄地に建てたハウスで、土の細菌数が今後どう変わっていくのか、見てみたい。(五十嵐)

▼よい土をつくることで、よりよいものを育てるのだという熱意。雑草のしぶとさに手を焼きつつも、その生命力に感心する謙虚さ。そんな農家の二つの姿勢こそ、草を活かした土づくりの神髄かもしれない、と感じました。(小河)

▼なんとなく知っていたこと、知っているようで知らなかったこと。タネも農薬も肥料も、そんな話がいっぱいある。今さら聞けないことを、最前線の農家や研究者に教えてもらえる。『現代農業』の編集者って、ホントにいい仕事だな。(山下)

▼この夏はとにかく暑かった。異常気象に対処する資材、バイオスティミュラント(190頁)に注目が集まる。どんな新しい資材が出てくるのか楽しみだし、研究によって海藻やカヤなど古くからある資材の見直しが進むことにも期待。(岩瀬)

▼指標作物も、農家の観察眼がなければ成り立たない(106頁)。農家はすごいと改めて実感。私事ですが、『うかたま』編集部に異動します。技術はもちろん農家の想いも伝わる『現代農業』が大好きです。ありがとうございました。(遠川)

▼182頁の佐々木さんは『現代農業』を1冊につき12〜13回読み反す勉強家で、漬け物めぐりは絵も含めノートにメモ。硫黄不足で欠株だらけになった時、周りに「何のために読んでるの」と言われて悔しかったとか。解決してよかった!(渡邊)


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