月刊 現代農業
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2月号の主な記事(予告)1月5日発売

■自家増殖バンザイ!
 タネの大交換会 タネの交換会参加レポート/誌上タネ交換会を開催/今さら聞けない自家採種と育種の話

■外国人が喜ぶ品種
 ベトナム人にカボチャのつる/タイ野菜図鑑

■日本に合うワイン用ブドウ
 高温多雨でも上質/失敗を防ぐコツ

■加工で化けるリンゴ
 渋い品種がシードルに/ジャム向きの酸味

■オリーブ栽培拡大中
 東北でも実がつく/20種類の苗木を生産

■高オレイン酸のヒマワリに注目

■カレー好き!の品種選び
 香るサリー米/加熱で激甘のタマネギ

■セットで売り上げアップ
 サツマイモ10品種/イチゴ紅白セット

■直売所で目を引く品種
 サボイキャベツ/コブタカナ/アラブ芋

■ネイティブフラワーが売れる

■台風&猛暑に負けないネギ品種
 短葉種で風に強い/根が水に鈍感

■収穫調製がはかどる品種
 葉を折りやすいニンジン/単為結果ナス/パック詰めが早い大玉イチゴ

■イネの多品種混植
 種モミで5品種混合/後で混ぜるのと違う味

■一癖ある果樹相談室
 被覆でタネなし南津海/樹上完熟ゆら早生

■経営を助ける後継牛をつくる
 【和牛】母牛の能力を上げる【乳牛】体型バランスを見て自家育成

編 集 後 記

▼今号は「土着菌特集」といってもいい。意識しなければ見えない存在だが、農家の活用術を見ていると、やっぱりすごいヤツらだなと思う。その数、数百種以上。「多様だから強い」という言葉(76頁)も印象的だった。(石川)

▼「冷ややかだった村人が最近とても温かい」と村上さん。一見変な風貌だけど、手植え手刈りで1ha。草のない田、きれいに刈られたアゼ草を見れば、村人の気持ちも頷けた(94頁)。(伊藤)

▼多頭化で誰かの負担が増えて事故が起きるなら、半分にして牛を見る時間を作って所得率を上げるべき、と小野さん(218頁)。大規模化にしか補助しないのは本末転倒だ。(五十嵐)

▼リニューアル号で新連載も始まるが内容は直売所(166頁)に加工(264頁)に自給畑(268頁)。大切な事はやっぱり変わらない。不変のテーマを気持ち新たに追いかけたい。(小河)

▼44頁の千田さん夫婦と土着菌集めの実験。ご飯を田んぼに置いて待つこと1週間、なんと一面きれいなオレンジ色に! こうじのような甘くていいにおいがする。しまった、味見しとけばよかった。(川崎)

▼農家の農産物輸出(294頁)。少なくとも米輸出についていえば、農家が儲かる話ではなさそうだ。海外に打って出るには、もっと安い米をつくる必要がある。その影響が、国内の米価に及ばなければいいが。(山下)

▼91歳で挑戦し続ける三浦さんに背中をぐんと押されました(202頁)。新たに編集部の一員になり今までと方法は変わりますが全力で農家の役に立つ仕事をしたいと思います。(柳島)

▼宮田さんの技術の継承(176頁)。おそらく今、多くの農家の技術が後継者を持たぬまま消えつつあるのではないか。無形文化財ともいえる技術を本誌で記録していきたい。(岩瀬)

▼飼料米にがっつく豚に未来を見た(122頁)。米のタンパク(豚の栄養)を上げる方法、液肥のニオイ対策……新井さんの語る、飼料米循環のためのアイデアが面白い!(渡邊)

▼締まったキャベツができるには、養分やホルモン、金星まで関わり、複雑で難しい。でも知るほど楽しくなった(170頁)。今月から編集部に加わりました。お願いします。(中村)


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