月刊 現代農業
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1月号の主な記事(予告) 12月4日発売

■巻頭特集 免疫力を上げる−−農家からの提案 黒焼き梅、鉄ミネラル茶−−私はこれで免疫力がアップした/稲作名人の半端ない免疫アップ術/そもそもウイルス・免疫とは/漢方から見た免疫力/84歳、植物発酵エキスで現役バリバリ/柿渋のタンニンでウイルス失活/ブドウ園でヨガ

■くらし・経営・地域 ひと味違う農家のもち/ヒモトレ健康術/失敗しない農産加工講座/コロナを経て、もっと人とつながる

■稲作・水田活用 ラクラク直播最前線/前年初冬に乾田直播/根だけ伸びた根出しモミのつくりかた/ネギ農家、初めての稲作

■野菜・花 ナス、キュウリ、イチゴ 環境制御に欠かせない生育診断/レンコンのコンテナ栽培/品目別 有機栽培のカンドコロ/365日アスパラの表情を見る

■果樹 縦の流れをつくるカンキツのせん定/ミカンの双幹形/座談会 今年大発生のナシのみつ症

■山・特産 畑で原木マイタケ/まさねぇの獣害講座/初めての庭先養蜂 西洋ミツバチ入門

■畜産 放せばいいってわけじゃない、イチから知りたい放牧技術

■機械・道具 自作ストーブで、冬でもあったか快適作業

編集後記

▼手作り道具や小型の重機をおもちゃのように扱い、困りごとを何でも解決してしまう。しかも楽しみながら。やっぱり農家の土木には夢がある。子供の頃に憧れた職業は大工だったことを急に思い出した。(石川)

▼同じ棚栽培でもつる性のブドウと違い、立木性のナシは矛盾が多い!?いかにスムーズに主枝先端に養分を送り、各枝に優劣なく振り分けるか。果樹農家の永遠の課題、まさに腕の見せどころ?(178頁)(伊藤)

▼乳牛の育成期、配合飼料をやり過ぎればやっぱり過肥になる。分娩や産乳に影響大。尾枕があれば要注意(218頁)。ステージごとに見合うエサ設計がいかに大事か。(五十嵐)

▼じつはテストピース土留めした土羽には水苔がいっぱい(30頁)。集めて乾燥させると直売所でよく売れる!農家のしたたかさに感服。今むらに暮らす人とこれから暮らしたい人に、この特集を届けたい。(小河)

▼局所加温(128頁)。作物はどこを温めると喜ぶ?生長点?それとも株元?という素朴な疑問を研究者にぶつけてみた。わからないことがわかりかけてきてワクワクした。(川﨑)

▼臨時国会は12月5日まで。自民党は、それまでに改定種苗法を成立させる目論見だ。となれば、もしかすると、異議を唱えるのもこれで最後になるかもしれない。届け。(山下)

▼草生栽培の連載が終了(200頁)。除草剤を使いたくないからではなく、いろんな栽培法を試したうえで「草生栽培が理に適う」という岩本さんの考え方には説得力がある。(柳島)

▼そういえば学生時代「ひこばえ」という、恥ずかしい純文学小説を書いた。農家の意志とは関係なく、多年生の遺伝子に従い、毎年青々と生えてくる健気さよ(94頁)。(渡邊)

▼カラー口絵と164頁で紹介した色染めカスミソウ。「生産者としても、花をムダにすることなく有効利用できる喜びがあります」の一文に、農家の想いが詰まっている。(青山)

▼べにはるかの焼きイモは蜜たっぷり。そのまま食べてもおいしいのに、元澤さんは「焼き芋の干しいも」に加工して大人気(257頁)。ひと手間で売り方広がるサツマイモ。(阿部)


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