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「21世紀の日本と農業・農村を考えるための行動」 機関誌

機関誌第22号 頒布中です
(2003年8月発行) 
A5判・88頁 頒布価格 400円(税込み) 送料80円
 

第22号:特集のねらい

 「農村が都市をリードする時代、交流の主役は女性たち…地域にあるものを活かし、新しい暮らしをつくる農村女性が都市消費者の意識を変える…」

 本誌巻頭、つる理恵子先生による提言1のタイトルは、21世紀の新しい時代の牽引役はパワー溢れる女性たちであり、とりわけ農村女性が主役であることを、端的に表現しています。

 いま農村の「女性起業」は着実に増えています。地域の味をおすそ分けする農産物直売所、加工所、農村レストラン、農家民宿などなど。

 「食と農をつなぎ地域をつくっていく試み(のひとつである女性起業)とは、食と農に関わる人どうしの相互作用を通して社会関係を新たに構築することであり、社会を根底から作り替えることでもある。今,各地で展開されているそうした取組みは、食と農の当事者たち(とりわけ農村女性)による運動であることに大きな意義がある(同提言1より)」

 お金にならないと削ぎ落とされてきた、農家の「自給的部分」が「安全・安心」と「個性的な暮らし」を求める都市生活者に見直され、農家の自給を支えてきた女性たちの知恵と技が、「自給の社会化」=「事業化」の土台になっています。

 しかし、自給を超えた「事業」の創設と維持には、解決すべき課題が山積しており、行政や指導機関の支援が求められています。

 今回の特集は、本誌第九号「農業の六次産業化は女性の出番」につづく「女性起業支援号」として、「提言」「支援情報」「事例集」の三部に分けて構成しました。

 「農業改良資金」も、女性起業に借りやすくなっていますし、インターネット・ホームページの活用も新しい時代の消費者とのネットワークには不可欠のものになっています。本特集では、そうした実用情報も盛り込みました。

 「いかに生き方を売るか、そのプロデュースができるかがこれからの鍵。命の恵みをいただく(農業の)素晴らしさを伝えていく、カッコいい農家がますます増えていくことを期待(提言3、奥谷京子さん)」して、本誌をお届けします。

〈主な内容〉




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