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『誰にもわかる肥料の知識 』 浪江虔 1950(昭和25)年75円
1950年から雑誌『農村文化』に連載した「肥料の上手な使い方」が好評であったので、これをまとめて単行本にしたもの。ロングセラーとなり最終部数10万部を超えた。それまで農民は本を読まないと言われていた。それに対して浪江は、「本を読まないのは農民が悪いのではなく、本が悪いのだ」と言い、「わかりやすく」「農家の発想にそって」形象すれば、農民は本をよく読むものだということが実証された。
また、化学肥料の少ない時代、大切なのは「促成堆肥のつくり方」と説く、塩島角次郎・浪江虔共著『これからの自給肥料』も1951(昭和26)年に発行された。後に、浪江は「作物の栄養生理」をわかりやすく書いて肥料の効き方を述べた『続 誰にもわかる肥料の知識』(1951<昭和31>年)を書き、この本もベストセラーとなった。
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