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北村 翰男



氏名:
北村 翰男
ふりがな:
きたむら ふみお
肩書き:
奈良漢方治療研究所 所長
出身都道府県:
奈良県
生年(西暦):
1946
現住所:
奈良県
主な経歴:
1968年 東京薬科大学薬学部卒
1969年 奈良漢方治療研究所設立
1971年 明治東洋医学院鍼灸科卒
1971年 北村漢方鍼灸科開業

上記肩書き以外の「主な役職」:
全国操体の会世話人
近畿学校保健学会評議員
(社)奈良県薬剤師会学校薬剤師部会学術委員長
(社)奈良市薬剤師会顧問

■お話のジャンル・領域

<食文化>

食生活

<農>

有機農業

<健康>

医学

健康法

「操体法」をベースとした、自らの生き方〔自覚・自律・自立・ 自由・自主性・協調性等〕、社会的支援の在り方〔家族関係・学 校保健・教育・医療・福祉等〕、自然との関り方等に関する提言

<食農教育>

総合的学習

食育

<その他のジャンル>

学校保健、東洋医学、代替医療

■メッセージ

 『薬を売らない薬局、鍼灸をしない鍼灸院』を実践し13年になるであろうか。健康回復の初期の選択肢として、薬や鍼灸治療を提供すれば、それなりの効果があるだけに、関心は治療に向き、治療との関係性がより深まるようになる。深まれば深まるほど、それが社会の常識となる。

 そのような状況においては、医療を提供する側も、受ける側も、「治療」を中心とした取り組みから抜け出しにくくなり、問題の本質としての「自らの在り方」だけでなく「いのち本来の在り方」に関しても益々気付き難くなる。
 そこに疑問を感じたので、世間や医学の常識にとらわれず、自分自身を含めて“人の考え”に従って行動するということの前に、“自らの感覚”に従って行動するということを優先させてみた。
 そうすると「いのちに教わる」という、操体法の真髄が明確に見えてきた。

 ≪・・・動かすことによって現れたり増えたりする症状は、動かすことによって減らしたり無くしたりする事ができる・・・≫

 この『操体法の原理』ともいうべきことが、実践を通じて確認することができた。
 ここに、人間も含めた“動物に共通”する『生き方の自然法則』が推察される。

 その動物に共通する『生き方の基本課題』を整理すると次のようになる。

◆“息”・・・(吐き方・吸い方)
◆“食”・・・(入れ方・出方)
◆“動”・・・(動き方・休み方)
◆“想”・・・(受止め方・表し方)
◆“場”・・・(自然環境の有り様・社会環境の在り方)との関係性

 これらの要因が、その人の、その時のからだの変化や能力に合っていれば“快調”、合っていなければ“変調”をきたすということになる。
 その変調を知らせる警告信号が“自らの感覚”なのである。裏を返せば、本当に順調な時には、これらの警告信号を感じることは“全く無い”のである。
 ここに動物に共通する本来の“快”とは、“何も無い”という事であることが分かる。

 しかし人間は“想”と共に、有形無形の“想の産物”に「こだわり」を持つのが特徴のようである。その“想の産物”に「医学・医療」等があるが、それだけでは健康の回復に限度があるということを、多くの人が感じ始めている。
 “自らの感覚”を指標として、これらの要因を快く調整したときに、予想をはるかに超える大きな変化を生むことが多々ある。
 その調整をする最も適任者は“自分自身”だということ再確認していただきたい。しかし異常を強く感じた時、一般生活者の目には“専門家”しか映っていないのではという状況を見受けることすらある。しかも、警告信号が小さな時期には“軽視”したり“無視”したりしておいて、・・・・・

  必要に応じ、東洋医学や西洋医学の診察や治療を受けられたらよい。
 治療を受けながら「操体」を実践すれば、もっと改善するであろうから。

 しかし、その人のいたみ具合によっては“治りたい”という期待に沿わないこともある。しかし“楽に過ごせるようになった”という結果は、終末期にある方にも見られる。だからこそ、赤ちゃんからお年寄りまで、全ての人に知って頂きたい。いかなる状態においても、“今”、 “自分自身”が、“どうするか?”と考える時、操体をすればいつでも“自らのいのち”が、大きな手がかりを与えてくれます。“自らのいのちに教わる”ということを忘れないようにしたいものです。

■ホームページ、ブログ

  • 奈良操体の会
  • ブログ「無の操体」
  • ■主な著書・雑誌記事等


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