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中村 丁次



氏名:
中村 丁次
ふりがな:
なかむら ていじ
肩書き:
神奈川県立保健福祉大学 学長
出身都道府県:
山口県
生年(西暦):
1948
現住所:
東京都
主な経歴:
昭和47年 徳島大学医学部栄養学科卒
50年 聖マリアンナ医大病院
62年 東京大学医学部より医学博士
平成23年より現職

上記肩書き以外の「主な役職」:
(社)日本栄養士会会長
日本臨床栄養学会理事
日本栄養改善学会理事
日本栄養食糧学会評議員
聖マリアンナ医科大内分泌代謝内科客員教授

■お話のジャンル・領域

<食文化>

食生活

生活習慣病と食事

<健康>

健康食

ダイエット

健康法

食と栄養

肥満

<食農教育>

栄養指導

栄養管理、臨床栄養管理

■メッセージ

 戦前戦後に渡り、日本人は食糧不足や主食編重の食生活のために、各種の栄養失調に悩まされていた。しかし、経済状態や食糧事情の好転、さらに栄養教育の普及により栄養状態は良くなった。古典的な日本食に、高エネルギー・高脂肪・高ビタミン・高ミネラルの欧米食が導入され、多くの栄養失調は解決した。ところが、近年、肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病、動脈硬化等の生活習慣病が、過剰栄養や食品選択の偏り、さらに不規則な食生活が誘因となり、増大してきたのである。
 エネルギー、脂肪の過剰摂取とビタミン、ミネラル、食品繊維等の不足が要因とされているが、糖質の摂取量が戦後一貫して減っていることはもっと大きな問題である。糖質の中でもでんぷんや食物繊維等の多糖類食品を増やすことが大切になる。日本人は戦後から今日まで「ご飯より、栄養価の高いおかずをまず食べなさい」と教育され、多くの人々の頭の中にたたき込まれている。しかし、これは栄養不足時代のスローガンであり、生活習慣病の予防には適用しない。
 私は、30年前より医療の現場で、食事療法を提供したり、栄養指導に従事することにより、多くの患者さんに接してきた。肥満、糖尿病等の食事療法、栄養管理のあり方、栄養状態の評価法、生活習慣病の予防法等を研究してきた。そして、「治療には、薬よりまず食事療法を。さらにいえば、日常の食事で病気を予防し、病人にならないこと」を仕事の目標としてきた。
 今世紀、最大の課題である少子高齢化社会に立ち向かうには、保健、医療、介護において、栄養や食事を重要な問題として取り扱う必要がある。ところが、最近の傾向を見ると、必ずしも正しい健康情報や栄養情報が普及しているわけではない。私は、5万人近い患者さんへの栄養指導の経験を生かし、最近では講演や出版活動にも取り組んでいる。

■主な著書・雑誌記事等


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