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伊井野 雄二



氏名:
伊井野 雄二
ふりがな:
いいの ゆうじ
肩書き:
NPO法人 赤目の里山を育てる会 理事
出身都道府県:
鳥取県
生年(西暦):
1954
現住所:
三重県
主な経歴:
1978年 日本福祉大学第II部社会福祉学部卒
1983年 赤目養生診療所事務長 歴任
1990年 赤目カントリークラブ建設反対市民の会 事務局長
1996年 赤目の里山を育てる会 創立 事務局長就任
1999年 有限会社エコリゾート 代表取締役 就任
2000年 (財)2001年日本委員会 懸賞論文
テーマ「こころの時代」 最優秀賞受賞
2003年 デイサービス赤目の森 施設長就任
2002年から現在にかけて、各地での講演依頼多数。
「地域人材」「里山から福祉を考える」「NPOとボランティア」
上記肩書き以外の「主な役職」:
社団法人 日本ナショナル・トラスト協会 理事
名張市立赤目小学校非常勤講師
三重県NPO研究会委員
名張市市民活動支援センター運営委員等

■お話のジャンル・領域

<食文化>

食生活

高齢化社会と食

<農>

農的ライフスタイル

生活文化・農村文化

<健康>

健康食

<食農教育>

総合的学習

エコロジースクール・ビオトープづくり等の環境学習

<その他のジャンル>

里山の自然と生活 原風景論

■メッセージ

 身近な自然である「里山」が、関心をよんでいる。「物や金」では心が豊かになれず、人は身近な自然の中に、多くの宝物があることに気付き始めた。最初は何もない場所だと思っていたが、その中の「里道」をゆっくり歩くだけで「幸せ」を感じたり、多くの動物や植物が、身近に感じられる自然が「心を癒す」ことも知るようになった。そして、このような自然に抱かれて、人は長い長い間生活してきたことを思いやる。その繰り返しの中で、自分の生まれたふるさとの自然を心に焼き付かせ、大人になった時に思い出す「原風景」を培っていたことに気付く。自分が日本人だというアイデンティティーが生み出される場所が、里山だったというのである。
 そして、人は里山の自然の仕組みを知ると、自分の自然観の軌道修正を余儀なくされる。里山の自然は、厳しい環境の中で生きてきた先人たちの生活の糧に利用し尽くされた「人工の自然」なのである。里山にある多くの「ドングリの木々」たちは、伐採されてもその切り株から自然に芽が出てきて、20年もすれば元の木の大きさに戻るのである。そのため、人々は自分の土地を20分の1づつ伐採して、20年後にまた、元に戻った木々たちと巡り合うのである。これを「萌芽更新」というが、まさに、「リサイクル」の見本みたいな自然が里山ということができるのである。従って、人は石油という便利なものを手にして、里山の「薪炭林」としての用途は少なくなったが、それでも残っている身近な「里山」の自然を後世に引き継ぐために、たゆまない人の手を入れ続けることが、自分たちのアイデンティティーを守ることにつながっていくのである。
 里山の木々達を伐採し続けることと、その材をいかに上手に利用するかということが、里山関係者の一番の課題ということが言える。身近な自然の「里山」を利用しながら、自分たちのまちづくりと自分作りの取り組みを進めていかなければならない。

■ホームページ、ブログ

NPO法人 赤目の里山を育てる会

■主な著書・雑誌記事等

  • 『里山の伝道師』 コモンズ
  • 『成人病に克つ 86』 コズミックライフ

  • お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)