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前田 安彦



氏名:
前田 安彦
ふりがな:
まえだ やすひこ
肩書き:
宇都宮大学 名誉教授
出身都道府県:
東京都
生年(西暦):
1931
現住所:
東京都
主な経歴:
1951年 宇都宮大学農林専門学校農芸化学科卒業
1962年 東京大学文部教官・助手
1979年 宇都宮大学教授
1996年 宇都宮大学名誉教授
1975年〜1976年 文部省在外研究員(デンマーク工業大学)
1994年〜1997年 放送大学講師
上記肩書き以外の「主な役職」:
全日本漬物協同組合連合会常任顧問
(一社)全国漬物検査協会理事顧問

■お話のジャンル・領域

<食文化>

食文化_日本

食品加工

<農>

村おこし・一村一品運動

<健康>

健康食

■メッセージ

 全国漬物検査協会の漬物技術研究セミナーは漬物工業の技術者の唯一の研究発表の場で、毎年1回3月に開かれ多くの技術者が集まる。私はこのセミナーで10年連続の基調講演を担当して来た。
「漬物工業における品質管理と理論武装」「漬物工業におけるHACCPを含む社員教育の実際」「21世紀を展望しての漬物新製品の開発」「漬物の健康貢献と安全性確保―PL法を迎える業界の基本理念」「品質表示基準の判定とシェルフライフ」「明るく美しさで売った漬物の次に進む道―味覚向上への微妙な配慮」「漬物既存製品の能力開発―優良製品の分析と官能検査を通じて」「浅漬と古漬の感覚と技術的交流」「キムチとたくあん―2大漬物の21世紀の進路」「21世紀の漬物工業をどう飛躍発展させるか」がこの10年間の講演テーマであった。
 平成15年は「漬物工業における安全提供から健康性提供の道のり」として(1)漬物工業のトレサビリティ、(2)漬物の天然着色料への切替えの可能性を試作品に見る、(3)学問的に次々に否定される健康効果を漬物工業はどう活かすか、(4)健康性をこわさぬ漬物製造法。の4項に分けて解説している。
 その時、その時の話題を漬物工業技術者に認識してもらうためで、11年間続いている基調講演は要望の多いためとはいえ珍しいのではないか。
 また農村の人達に野菜と漬物の関係、村おこし、一村一品運動の漬物加工など重要な点を知ってもらうため、平成12年にタキイ種苗『園芸新知識』に1年間連載した「変りゆく漬物」がある。昭和63年の同誌に1年間連載した「新つけもののすべて」に続く2回目の登場である。
 これら講演、執筆には漬物の売れ筋商品の味覚成分分析、それを基礎とした実際の漬物製造、製造工場へ入り込んでの工程管理の改善、そして安全確保には中国各地、タイ、ヴェトナム、フィリピン、韓国の野菜栽培、塩蔵工場の調査もかかせない。その全てを取りまとめて、平成14年11月に幸書房から『漬物学』を発刊した。400頁におよぶ大冊で漬物のことは全てわかる。
 農村活性化には女性の地位向上が重要で、そのためには女性の報酬を得ての貯金がある。このためには女性による身近な村おこし漬物加工が近道である。この本にはこの辺が親切に書いている。一読して正しい漬物加工を考えてみませんか。

■主な著書・雑誌記事等


お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)