
氏名:
井上 弘司
ふりがな:
いのうえ ひろし
肩書き:
地域再生診療所 代表執行役
出身都道府県:
長野県
生年(西暦):
1952
現住所:
長野県
主な経歴:
長野県下伊那郡上郷町(現飯田市上郷)生まれ 2003年 内閣府「観光カリスマ」に認定
上記肩書き以外の「主な役職」:
しんきん南信州地域研究所 主席研究員 長野県観光振興審議会委員 まちむら交流機構評議員
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■お話のジャンル・領域
<食文化>
スローフード
<農>
農的ライフスタイル
朝市・産直・農業の6次産業化
地域資源
生活文化・農村文化
地元学
地産地消
<食農教育>
食育
総合的学習
■メッセージ
いま、巷にスロー某という言葉が溢れ出しています。二十世紀は様々な言い方をされますが、スピードをひたすら求めた時代でした。日本の農村は古来より自給 を根底として、「結い」という共同扶助のもと、糧を共にしてきましたが、高度経済成長の中で漫然と切り捨ててきたものは、こうした人間本来の生活であり心だったのです。その結果、食と農は遠ざかり、さらには日本から農が遠ざかっていきました。
店の牛丼が消えたら、日本の食文化が消えるという異常 報道を見て、日本の食文化はそれほど軽薄なものかと、不思議に思わなかったのでしょうか。いまや日本の食文化は、地域や家庭のものでは無くなってしまったのだろうかと考えさせられました。家庭で国産牛を料理すれば、いつだって牛丼は食べられます。もう一度、自分や家族の食を自分たちの地域に家庭に取り戻 す、本当のスローフード運動をすべき時が来ていると感じています。子どもたちの食育はもちろん大事ですが、それ以上に大人の食育がなされなければ、現状の 食を取り巻く課題を解決できません。
二十一世紀のいま、経済至上主義から忘れ去られた農山漁村が見直されています。日本の食と文化は、地方を守らない限り明日はないということに皆が気づきだしたのです。教育や社会が荒廃した今、自立した農山漁村が持つ資源力が必要とされています。
農山漁村にとっては、あたり前のことが都市の人には貴重な資源と見えるのです。この貴重な資源を農山漁村だけでは、維持することが困難になりつつあります。そこで都市との共生・対流を推進することが、地方が地方らしく持続する有効な手段となるのです。
スローは人間に優しく地球に優しいことを最優先して、全て循環することが大事だと思います。多くの人たちと交流し学び合うことで、かけがえのない地域とは、自分たちの生命を育み、人間として生きるための環境や文化を保全することだと気づくでしょう。
地域再生診療所
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■主な著書・雑誌記事等
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