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岩崎 政利



氏名:
岩崎 政利
ふりがな:
いわさき まさとし
肩書き:
種の自然農園
出身都道府県:
長崎県
生年(西暦):
1950
現住所:
長崎県
主な経歴:
吾妻町青年団長(1974〜75)
雲仙農協野菜部会長(1976〜80)
吾妻町有機農業研究会発足(1982)
日本有機農業研究会幹事(種苗部)

上記肩書き以外の「主な役職」:
長崎県指導農業士
有機農業アドバイザー(日有研認定)

■お話のジャンル・領域

<農>

有機農業

生産技術_全領域

■メッセージ

 自然に聴いてしる
 有機農業を始めたころはよく山の畑の周囲の雑木林に入って、自然の姿を学ぼうとしたものです。20年過ぎた今でもやはり、自然農法の理論はこの雑木林の中にあると確信しています。まず自然の雑木林は、みずからの種子を残し、そしていろいろの雑木たちと共生し合い、地面は決して耕すことの無い不耕地で、その土の表面には厚く土の見えることなく、落ち葉が覆っています。そして落ち葉のなかの土は、ふかふかで無限なる有効微生物によって自然界の空中から、また雨から雑木たちの栄養を生み出している。
 わたしたちの農法の基本である、自家採種、共生利用、不耕起栽培の土作りは、この雑木林の中から学んだものです。新しい分野の「水」についても、この自然の雑木林の中では、ごく当たり前にすばらしい『水』に変わっているのではと感じます。自然の雨は、雑木たちの葉や幹を通って地面に落ち、そして土の表面の落ち葉を通って、土のふかふかした生土の中に通ったときには、すばらしい『水』に変化していると思われます。
 有効微生物とは、この雑木林の中では、ごく自然にして形成されていて、すばらしい生土を形成していることでしょう。これからの農法とは、「自家採種」「共生利用」「不耕起栽培」「土作り」「有効微生物」「水」「自然エネルギー」などの連動によって発展していくのではと感じています。
 わたしの自然農園の中で、この農法理論を確認していければと思います。とくに今、種の自然農園として、いろいろの種がしばらくの間、旅の途中にしばらくの間、休んでいける、そしてまた旅立っていく、そんな農園作りを目指しています。
 農の探求は、やはり自らがより自然と接する中で、自然と心して開いていくときすばらしい発見があると思います。これからも「自然に聴いてしる」ことを大切にしていけたらと感じます。有機農業や自然農法とは、何かと感じますときに、消費者との提携運動であり、それは心の農業であったように思います。しかしそれはただの通過点であり、有機農業や自然農法は、わたしたち人間がこれまで破壊してきたこの緑の地球の再生のためにおおきな使命がますます高くなっていくときになっています。未来の農業のあるべき姿を、これからも自らの農園の中で少しずつ開かれていけたらと思います。自然と共存しながらやれる農業とは楽しいものです。

■主な著書・雑誌記事等


お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)