<<戻る

島村 光治



氏名:
島村 光治
ふりがな:
しまむら みつはる
肩書き:
日本福祉大学 健康科学研究所 客員研究所員
出身都道府県:
秋田県
生年(西暦):
1974
現住所:
愛知県
主な経歴:
国立秋田工業高等専門学校電気工学科卒、日本福祉大学大学院研究生を経て、2008年より現職。
16歳の時にミラクルフルーツの存在を知り、当時、日本で栽培が不可能とされてきたミラクルフルーツの栽培を確立。応用法研究として医療分野、教育分野での活用を実施してきた。
所属学会
日本味と匂学会(評議員)
日本食育学会(代議員)

上記肩書き以外の「主な役職」:
日本ガイシ株式会社ガイシ事業部

■お話のジャンル・領域

<食文化>

日本の食文化、食生活、食情報

<農>

味覚修飾植物学

<健康>

健康食、生活習慣病、ダイエット、医学、食と栄養、味覚生理学

<食農教育>

学校給食、栄養指導、食育、総合的学習、味覚教育

■メッセージ

 食育の重要性が問われている中、意外なことに「味覚」について知られていないのが実情です。私達が美味しいとおもう要因の1つに、情報による美味しさがあります。食に関する正しい情報を身につけないと、とんでもない方向に進む可能性があるということです。
 私は16歳の時に酸っぱいものを甘く感じさせるミラクルフルーツを知ってから、当時熱帯植物のため、日本での栽培が困難とさせてきたミラクルフルーツの栽培法を研究し、確立いたしました。また、他の味覚を変える植物についてもあわせて研究してまいりました。(食べ物の味を変えずに、一時的に舌にイタズラをする植物を味覚修飾植物といいます。)また、味覚修飾植物の応用法研究として、教育分野や医療分野に役立てて参りました。特に教育分野では今まで約5万人に試食付の講演を行ってまいりました。
 また、16歳の時に初めてミラクルフルーツを食べて、レモンが甘いという体験をしてから、どうして味が変わったのかという疑問を持ち、味覚の研究を行ってきました。専門書ばかりが多い味覚について、私は、「鍵と鍵穴の関係」を用いて、どなたでも分かりやすく解説することに成功しました。
 私の講義では、味覚について分かりやすく学んだ後、ミラクルフルーツや甘さを感じなくなるギムネマの実験を受講者全員が行います。ミラクルフルーツの実験ではレモンのおかわりに行列ができます。糖分を摂らずに酸味が甘くなるわけですから、糖尿病などの糖分の制限が必要な方にはQOL(生活の質)を低下させずに、満足感を得られるわけです。共同研究において糖尿病患者へミラクルフルーツを用いたところ、生活習慣が改善でき、4ヵ月程度で血液の値が正常値に戻った患者さんもいらっしゃいます。
 また、甘さを感じさせないギムネマは、舌だけではなく腸でも糖分の摂取を抑制する働きがあります。甘味のない世界を体験する事で、味覚障害を疑似体験でき、食の大切さを再認識できることと思います。
 味覚修飾植物での実験を楽しめるのも、味覚が健全だからです。私の講義で味覚や食に対する関心、科学に対する興味を持っていただけたら幸いです。研究内容については、私のウェブサイトで紹介しています。
 

■ホームページ、ブログ

ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト

■主な著書・雑誌記事等

  • 「味覚修飾植物体験を用いた味覚教育」『GREEN AGE』2015年3月号 No.495号 日本緑化センター
  • 「味覚情報処理と味覚を変える植物〜味覚教育の進め方について〜」『食品の包装』2013年8月
  • 『食品・医薬品の味覚修飾技術』 シーエムシー出版
  • 「酸っぱいものを甘く感じるのはどうして?」『食の科学』2006年4月号 光琳
  • 「味覚修飾植物を使って味覚変化を体験する」『理科教室』2005年1月号 星の環会
  • 「ミラクルフルーツで味覚の常識をゆさぶろう」『食農教育』2005年4月 農文協

  • お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)