<<戻る

大塚 貢



氏名:
大塚 貢
ふりがな:
おおつか みつぐ
肩書き:
教育・食育アドバイザー
出身都道府県:
長野県
生年(西暦):
1936
現住所:
長野県
主な経歴:
1960(昭和35)年信州大学教育学部卒
中学校教員を経て、東京都内のビル・マンション等建設・販売会社に就職、総合企画を担当する
その後長野県に戻り、長野県教育委員会指導主事、中学校教頭、中学校長で退職(平成9年)

上記肩書き以外の「主な役職」:
真田町教育長(平成9年〜18年)合併により退任
上田市・東御市・小県郡教育委員会協議会会長(現在)
上田市・東御市・小県郡中学校長会会長
長野県技術・家庭技術教育研究会会長

■お話のジャンル・領域

<食文化>

食生活

食の安全性

<農>

地産地消

<健康>

健康食

<食農教育>

学校給食

食育

<その他のジャンル>

食と教育→学力向上・心の教育

■メッセージ

 学力低下・いじめ・殺人・自殺など、教育現場での悲しいニュースが流れない日がない。

「非行やいじめがなぜおきるか」

 自分を抑制できず、非行を起こしたり、いじめたり、キレたりするのはなぜか。校長の時教育長として、子どもの生活を徹底的に調査した。
 問題は授業に大きな原因の一端もあるが、食事に大きな原因があった。朝食を食べて来ない生徒は30%を越えた。食べてきても、パンとハム・ウインナー。夕食はカレー、焼肉等で、肉類に偏っている。
 朝食抜きであれば、前夜から給食の時間まで16時間ぐらい、まったく食事をとっていない。空腹からの無気力、イライラは当然である。朝食も夕食も肉類が多い。従って魚や野菜が少なく、カルシウムやミネラル、亜鉛など微量の栄養素が不足するのは当然である。
 このことから血のめぐりが悪くなり、学習に無気力になる。自己抑制ができず、キレる、非行を起こす、いじめる原因がここにあった。

「地産地消の給食改革」

 親に、肉と魚と野菜のバランスのとれた食事をと呼びかけたが反応は低い。校長の時、教育長になって、結局学校給食から改革した。週5日米飯にして、家庭での肉食を考慮し、魚と野菜を多くして一日のバランスがとれる給食にした。
 虫がつかない野菜、カビが生えない輸入食品、これらを毎日食べれば、何かしらの影響が出るのは当然である。
 そこで、米や野菜・大豆等は、無農薬や低農薬の地元産にして、肉や魚は国内産の、生産地が明確なものに切り換えて徹底した。

「バランスのとれた米飯給食にした結果」

○キレる子どもがいなくなり、万引きも含めて非行がここ数年ない
○暴力やいじめがなくなり、不登校が極めて少ない
○重度のアトピーやアレルギーの子どもがいなくなった
○中性脂肪・コレステロールの高い子どもがいなくなった
 そして、血のめぐりがよくなり、学習に集中できるようになって、全国学力テストでは、全国平均よりかなり高い成績を上げている。

 子育てに、教育に大変な時代ではあるが、「食」の改革によって、家庭でも学校でも、明るい希望がもてることが確信をもって言える。

■主な著書・雑誌記事等


お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)