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阿部 宣男



氏名:
阿部 宣男
ふりがな:
あべ のりお
肩書き:
板橋区ホタル飼育施設 施設長
出身都道府県:
東京都
生年(西暦):
1955
現住所:
東京都
主な経歴:
板橋区立「こども動物園」「淡水魚水族館」を経て、「区立温室植物園」の担当になり、無農薬生態園をつくることに成功。
1989年よりホタル飼育を区議会により可決し、担当に至る。また、受粉昆虫である在来種クロマルハナバチ等々の完璧なる繁殖に成功。特許出願中。
平成17年茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。
平成19年1月14日「ホタルの累代飼育システム及び方法」で正式に特許を得る。 特許番号3902476号

上記肩書き以外の「主な役職」:
博士(理学)

■お話のジャンル・領域

<農>

在来種マルハナバチでの受粉

<その他のジャンル>

ホタルの生態等

■メッセージ

ホタルはいつも豊かな水が流れ、しかもホタル幼虫の主食である大小の巻貝(カワニナ等)が沢山いなければならない。巻貝が成長するのには、藻類などの植物性の食物が必要不可欠である。藻類は、魚が排泄する糞を始め水中に溶けている有機質の栄養を取り入れて繁殖する。また、ホタルが産卵やサナギになるには川岸に苔や柔らかい土が必要である。ホタルと農業とは切っても切れない。ホタルが舞う水。土は最高なる農作物が作れる。

田畑で使われている科学肥料や農薬が川に流れ込むと、ホタルの幼虫ばかりではなく様々な生物が死ぬ事になる。ホタルを増やすと言う事は、多くの生き物や生活環境との関わりが重要であるか理解しなければならない。現在、ホタルは自然界においても生息数が激減しており、その優雅な光の舞を見せる事が大変少なくなった。

 人工飼育を繰り返すだけでは本当のホタルの保護とは言え無いところもある。大切な事は、もう一度ホタルが沢山いたときの環境に近づけ、ホタルが小川や池や湿地帯などに住み着き自然に繁殖していくことが出来て初めて保護されたといえると思う。一度壊された自然環境を取り戻すのは大変難しいと思うが、板橋区ホタル飼育施設のホタルに限らず、一緒に生活している動植物を見てもらい一人一人が自然環境の大切さを理解してもらえれば幸い思う。

板橋区ホームページ
ブログ

■主な著書・雑誌記事等

  • 『ほっ。ほっ。ほたるのないしょ話』DVD 大日本印刷株式会社
  • 『ホタル、こい!ホタルの光を科学する』  清水弘文堂

  • お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)