<<戻る

森谷 敏夫



氏名:
森谷 敏夫
ふりがな:
もりたに としお
肩書き:
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授
出身都道府県:
兵庫県
生年(西暦):
1950
現住所:
京都府
主な経歴:
1950年、兵庫県生まれ。
1980年、南カリフォルニア大学大学院博士課程修了(スポーツ医学、Ph.D.)。
テキサス大学、テキサス農工大学大学院助教授、京都大学教養部助教授、カロリンスカ医学研究所国際研究員(スウェーデン政府給費留学)、米国モンタナ大学生命科学部客員教授等を経て1992年、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授、2000年から同科教授。
専門は応用生理学とスポーツ医学。
上記肩書き以外の「主な役職」:
国際電気生理運動学会(会長)
アメリカスポーツ医学会評議員
国際バイオメカニクス学会理事
日本運動生理学会理事
日本体力医学会理事
日本バイオメカニクス学会理事
日本肥満学会評議員
日本FES研究会理事
ネスレ栄養科学会議理事

■お話のジャンル・領域

<健康>

生活習慣病

ダイエット

健康法

■メッセージ

「生涯現役、死ぬまで元気」を目指し、元気に人生を謳歌するための基本となるのはまず「食」。朝食は絶対に欠かさないことが第一条件です。食べ物が少なくなると、からだは省エネモードに入り、基礎代謝や活動量を自動的に低くして、飢餓に備えるのです。

実験用のモルモットも若いダイエット専門のお譲さんたちも食事の量を減らすとよく眠るようになります。朝の電車のつり革にぶら下がりながらコックリコックリしているサラリーマン諸君、爆睡状態のヤングレディ。彼らはひたすら生きるために寝ているのです。おまけに若者の流行は三無主義。無関心、無感動、無気力、なんとも情けないお話です。

脳のエネルギーは糖質、つまりブドウ糖が唯一の脳のエネルギーなのです。ですから、朝食にごはん、パン、フルーツなどの糖質の栄養を補給することが脳の働きを活性化してくれるのです。「食」と言う字は「人を良くする」と書きます。からだで食べずに、頭で考えて食事したいものです。

次に、生活習慣病の予防を目指し絶対に肥満しないことが第2の条件です。数年前から体脂肪率が男性25%以上、女性30%以上で、かつ一定以上の内臓脂肪がある場合は、「肥満症」という病名がカルテに明記されることになったのです。肥満症、糖尿病、高脂血症、高血圧症の4つは、「死の四重奏」とも呼ばれ、死への序曲が無自覚、無痛で流れ始めます。動脈硬化をはじめ、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす悪い遺伝子の大半は、内臓脂肪から放出されるのです。中年太りでお腹がたるんできた貴方。心機一転して、からだも心もリフレッシュしてみませんか。
その為にはまず、運動です。筋肉は私たちの体の約4割を占め、エネルギーを最も多量に使う“臓器”なのです。

最近の日本人は老若男女を問わず、この筋肉をあまり使わなくなりました。その結果、筋肉が脂肪やブドウ糖(血糖)をうまく消費できなく、その処理能力も大幅に低下しているのです。ですから、少しご飯を食べただけで血糖値があがる。その上がった血糖値を見て、「糖分の取り過ぎだからご飯の量を減らせ」とアドバイスするお医者さんがいますが、まったくナンセンスです。米や砂糖などを食べ過ぎて糖尿病になるなら昔の人はもっと糖尿病に罹っていた筈です。

さあ、「生涯現役、死ぬまで元気」を目標にほころび始めた生活習慣を見直をされては如何でしょうか

■ホームページ、ブログ

応用生理学研究室ホームページ

■主な著書・雑誌記事等


お問い合わせはこちら:農文協(食と農の応援団事務局)