応援団員からのメッセージ
廻谷義治
(めぐりやよしはる)
千葉県市民農園協会会長

市民農園国際会議参加とドイツ・イギリスの市民農園との交流の旅

 昨年の8月25日から27日の日程で、フランスのリヨンで市民農園国際会議が開かれ、日本市民農園連合の会長として全国の10人の仲間と会議に参加し、フランスの市民農園(ジャルディンファミリアール)を見てきました。会議では市民農園が生活の向上や都市の生物多様性にどのように寄与しているかが論じられ、市民農園見学では、日本の都市型の市民農園と似ている農園の中で、同じような野菜が作られていることを知り、利用者の方々と交流をはかってきました。いよいよ日本も国際的な市民農園活動に仲間入りしていきます。

 国際会議の前にドイツのアウスブルグ市民農園協会を訪問し、ドイツと日本の市民農園(クラインガルテン)の交流を深めてきました。野菜、花、芝生、果樹、小屋(ラウベ)で構成された区画は彩り美しい花とみずみずしい野菜、そしてリンゴやプラムが目を引きました。野菜の中では最近は大根が増え、サラダ感覚で食べているそうです。

 国際会議の後は、イギリスのロンドンにまわり、ロンドン大学のウィルトシャー博士の案内で三つの市民農園(アロットメントガーデン)とシティファームを見てきました。市民農園発祥の国イギリスの市民農園は、日本の都市型のものとよく似ており、野菜が主体です。一部に小屋(シェッド)のついたものもありますが、これは物置小屋です。移民でロンドンに住む人々は、故郷の国の野菜を作っていました。

 市民農園の利用者の顔は皆いきいきしています。都市を耕し、自ら作ったものを自ら調理して食べる。そのような人々を増やす。これが「食と農」にとって大きな力になります。