●モニターツアー1日目

体験プログラム1 飛騨ふるかわ夜学校第一夜「朝霧立つ都」講話


 夜学校は、町と町民が開いているオープンスクールです。会場は、黒内の古い民家を買い取り週末を過ごしている多治見市の陶芸家、田中護さん宅。田中さんはカッパを題材にした作品が多く、家の周りにもたくさんのカッパたちが出迎えてくれました。
 囲炉裏のある座敷は、地元のみなさんとツアーのモニターで満席になりました。はじめは下畑五夫さん(吉城高校の教頭先生)から0HPを使って、翌朝見に行く予定の「朝霧」について話をしてもらいました。なぜ古川に朝霧が立ちこめるのかについて、古川の地形や気象状況を交えながらの本格的な講義となり、モニターから話が難しすぎたという声も聞かれました。次に、風土形成家の廣瀬俊介さん(千葉県市川市在住)から、廣瀬さんが実際に古川を歩いて感じた民家の特徴や、景色、地形の特徴などを自ら文章と絵で綴ったノートを見せていただきながら、話をしていただきました。
 午後5時にいったん終了して、モニターは夕食を摂りにホテルへもどり、その後、希望者は再び田中さん宅へ出かけ、囲炉裏を囲んで、焼きおにぎりやお酒を楽しみながら、地元の皆さんと夜遅くまで語り合いました。