●モニターツアー2日目

体験プログラム4 様々な視点から古川の山歩き(歴史・花・スケッチ・写真)


歴史
 6世紀から7世紀前半にかけて築造されたと推定される古墳群や、白鳳時代の聚楽寺廃寺跡の発掘作業現場を見学しました。今まさに発掘している現場を見ると、歴史好きのモニターはいてもたってもいられなくなり、「発掘体験ツアーをやりましょう」という声が聞かれました。各分野に詳しい案内人が同行してくれたので、かなり詳しい案内を聞くことができ、「よく理解できた」とモニターに好評でした。「古墳がこんなに身近に見られて、びっくりした」「遺跡や古墳がたくさんあり、古代史への関心が高まった」との感想も。


 横浜から畦畑に移り住んで3年目の塚本東亜子さん宅で、地元の素材を使ったリース作りを体験しました。塚本さん宅は巨大な梁が目を引く古い民家。材料は、松ぼっくりやアジサイのドライフラワー、トウガラシなど実に多彩です。出来上がった作品の直径は約30センチもあり、モニターに大変好評なプログラムでした。「家も人もすばらしく、もっと居たかった」「地元の自然の材料が多彩で、美しい」などの感想が寄せられています。

スケッチ
 畦畑地区に点在する古い農家や周りの自然を自由にスケッチしました。軒には干し柿がぶら下がっていたり、洗濯物が干してあったりと、自然な山村の生活を立ったままで描く人や、携帯用の椅子に腰掛けて描く人など思い思いの姿勢で描いていました。「どこを見ても絵になり、大変気に入った」「紅葉がすばらしい」などの声が聞かれましたが、時間がもっと欲しかったというモニターの声が目立ちました。

写真
 光線の具合がうまくいかなかったり、写真の対象がなかなか見つからず、モニターの満足度が低くなってしまったのが残念。写真は1カ所にゆっくり居ることが必要なので、散策というスタイルには向いていないようです。それでも、農作業風景や農家のたたずまいを写真におさめていました。