●モニターツアー1日目

体験プログラム2 柚子狩り体験


 物部村の柚子は、栽培面積約120ha、売上6億円と物部村の基幹産業となっています。本格的に柚子が栽培されるようになったのは昭和30年代中頃のことで、現在では全集落で栽培が行なわれています。物部村の環境は柚子に適していて、皮が厚く香りが優れている物部の柚子は、市場での人気は高く、品質日本一を誇っています。
 小松神社から徒歩約10分の場所にある斜面が小松正登さんの柚子園で、ここで収穫体験をしました。物部村ならではの、急斜面に石垣を積み上げ、棚田のように作られた柚子園で、自然環境と調和したたたたずまいに感激したモニターも多かったようです。
 柚子の枝には棘があるので、収穫用の厚手の手袋を村で用意して頂き、モニターは鋏で収穫作業を行ないました。また、高枝鋏も用意して頂いていたので、モニターは思い思い色づいた果実の収穫を行いました。
 収穫方法等の指導をお願いした小松正登さんに、柚子の特徴である「へそ」の話や、傷がつくとすぐに傷んでしまうこと、また、柚子の利用法として、緑の果実を削ってソーメンに入れたり、お風呂に入れたりすると香りを楽しめるなどの話をしていただきました。