歴史ロマンの里・田舎の豊かさ再発見
都市と農村の交流・新しいツーリズムを考える
主催:国土庁・(社)農山漁村文化協会
後援:文 部 省・農 林 水 産 省
開催の趣旨
21世紀を目前にして、改めて豊かさとは何かが問われ、国民の健康的でゆとりある生活に資するため、農村の持つ多面的な価値の見直しが求められています。とくに、歴史・伝統に彩られた特色ある文化の見直しは、郷土に誇りと愛着を持つ契機となり、訪れる都市住民にとってもより深い交流ができる、魅力的な地域の創造につながります。
農村の個性的な文化を掘り起こし、そこに生きる価値を見直して、心の豊かさを求める都市住民との交流を深め、「好縁社会」のライフスタイルをお互いに育てていくことが必要です。
今回開催するシンポジウムは、歴史的・文化的空間としての農村の魅力を再発見し、都市と農村の交流・新しいツーリズムのあり方を提起して、新しいライフスタイルをともに考えようとするものです。
●参加者の声
今回のシンポジウムの参加者の感想を集めました

●基調講演
「21世紀の新しい生き方の場としての農村」
木村尚三郎 (東京大学名誉教授)

●地域からの報告
「 歴史ロマンの里『田舎の魅力』はここにある」
◇岐阜県古川町「飛騨の匠−千年の伝統を活かした地域づくり」
◇高知県物部村「杣里(そまざと)の不思議・古神事いざなぎ流が人を呼ぶ」

●パネルディスカッション
「歴史・文化資源を活かした都市農村交流と新しいライフスタイル」
パネリスト
橋本 裕之 (千葉大学文学部助教授 日本文化論)
山崎 光博 (秋田県立大学短期大学部教授 農村生活論)
アン・マクドナルド (エッセイスト)
斉藤 滋 (近畿日本ツーリスト(株) イベントプロデューサー)
進   行  村松 真貴子 (元NHKキャスター・日本食生活ジャーナリストの会幹事)