- インタビュー 動物でふれあうことで見えてくること 高橋宏之さん(千葉動物公園飼育担当)
- 論説 学校での動物飼育はなぜうまくいかないのか 桑原保光(獣医師)
- 授業づくり 生活科 “かわいがり”から動物の気持ちをわかる飼いかたに 大塚由美子
- 授業づくり 中学年 しっかりした観察から生命を大切にする心が育つ 佐々木真由美
- 授業づくり 高学年 米づくりから田んぼの生き物へ、日本の文化へ 小林昭寛
飼育や栽培をとおして、動物や植物に働きかけることで、子どもたちはじっくりと対象を観察し、いろいろなことに気づき、疑問をもちます。また、一生懸命育てた生物の誕生や死に直面することで、<いのち>についての感性を見につけていきます。
そうはわかっていても、手間や失敗への恐れから、敬遠しがちなのが飼育・栽培学習です。学校の動物飼育では、誤解や手抜きから、動物たちが悲惨な状況におかれているという実態もあります。本号では動物園の飼育係の方や獣医師さんなど、専門家のご意見も含めて、正しい知識にもとづいて飼育・栽培を楽しみ、授業への取り入れる方法を考えていきます。
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