- 論説 「わかったつもり」をのりこえる説明活動 森田和良
- 座談会 子どものこだわりを育てるには 土田 理、寺園伸二、林 眞平、平 千力
- 論説 授業の先にあるもの 土田 理
- 主題研究 こだわりを育て、時間・空間概念を構築する学習内容―モデルと自然との行き来の中で川の姿に迫る― 有村和章
- 主題研究 こだわりを生み出す理科授業の条件―学びへ動機づける教材と解決への期待感を高める場― 稲垣浩俊
- 主題研究 流れる水の働きを地形や天気の学習と関連させて―第5学年「流れる水のはたらき」―藤岡一俊
- エッセイ 楽しい宇宙は誰のおかげ?―変なことにこだわった少年が考え続けてきたこと― 森本雅樹
「こだわり」には「些細なことに気をとめる」というような意味があり、あまりいい意味では使われないこともあります。しかし理科で「こだわり」をもつことは「常に問題意識をもっている」「知らないことはわかるまでとことん調べようとする」「学習したことを生活や次の学習に生かせる」といった子どもの態度に通じるのではないでしょうか。
そんなこだわりを育てるにはどのような学習内容が設定されていればよいのでしょうか。学習指導要領が最低基準と位置付けられたなかで、子どもの意識の流れや資質・能力の発達特性、子どもの概念形成などの観点から、最適の学習内容を追究していきます。
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