「サンネッカE」とは

 南九州(宮崎県綾町)の広葉樹を30数種類ブレンドしバイオマス変換技術をもって樹皮を熱処理すると約280種の有機酸、有機化合物群と10余種のミネラルを含んだ無定型炭素を作ることができる。

 無定型炭素はユニークな特性を持っており、たとえば多孔質でその表面積は1g当たり、約300m2ある。不純物が少なく、反応性、吸着性、保水性、通気性、保肥性等の特異性を持っている。また無定型炭素に含有されている有機酸、有機化合物群は土壌微生物の活力を促進する。

 近年注目される「酢の効用」からみても、「サンネッカE」に含有される木酢液は食酢の30倍の偉力があるといわれており、希有元素、ミネラル、ビタミンが含まれている。このような炭素と木酢液の相乗効果により土中の活性などの有効な働きをするのである。

「サンネッカE」の特徴

  1. 地温を上げ保水性、通気性を高める。
  2. 土壌を改善する。
  3. 土壌微生物の発育を助け細根の発生を促進する。
  4. 有機肥料を活性化し、肥料効果を高める。
  5. 病害虫や、連作障害への抵抗力を高める。
  6. 作物の品質を高め増収につながる。
  7. 波動数値を高める。

「サンネッカE」の施用法

  1. 10a(1反)当たり100kg〜200kg使用する。
  2. 定植前に1株当たり一握り(約50g)使用する。
  3. 堆肥の熟成に堆肥1t当たり20kg〜40kg使用する。
  4. 質の良い有機肥料と併用する。

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