ルーラルネットネットワーク

 黒炭岩手一号窯製炭法 目次

 栃木県立鹿沼農業高等学校 林業コース
 教諭 萩原 靖弘(はぎわら やすひろ)
 1998年8月


 最近、木炭への関心の高まりからか、わたしのもとに色々な方から製炭法について問い合わせがあります。

 これは、作者不明の講習本などを参考にわたしの方で、4年ほど前にまとめてみたものです。

 製炭法については、一家言をお持ちの方がおりますし、地方によって、また用途によって違いがあります。用語も異なり、纏めることは、なかなか困難が伴います。

 木炭と木酢液にかんする研究を進めるためにも、広く皆様方に、製炭法をお知らせした方が、関心が深まると思いここに公開いたしました。

 わたしが纏めたといいましても、当時の指導者の方々の多くがご逝去している現状からすると、広くみなさまにご覧になっていただき、ご指導いただけると、わたしも勉強になります。

 ご意見、ご質問をお待ちしています。

 1 窯の特徴

(1)排気口
(2)窯の形状
(3)炭化進行状況

 2 築窯の順序

(1)築窯場所の選定と窯底掘り作業  
(2)排湿及び通気装置  
(3)窯底経始
(4)排気口の構造
(5)窯壁の構造
(6)点火室の構造
(7)排煙口及び排煙口の構造
(8)天井構築  
(9)窯の乾燥方法

 3 炭材整調

 4 製炭方法

(1)炭材の詰め込み  
(2)上木の効用と上方  
(3)点火  
(4)着火後の取り扱い

 5 煙の色の変化と製炭

(1)えぶり煙  
(2)水煙  
(3)黄肌煙  
(4)本黄肌煙  
(5)白煙  
(6)白青煙  
(7)青煙  
(8)水あさぎ煙  
(9)煙切

 6 木炭と炭窯の診断について

 7 普通の製炭操作によって生じる木炭の亀裂について

 8 横焼き木炭の見分け方について


自然の循環に適合したエネルギーである木炭が注目されています。

森林資源の有効利用、環境保全の観点から見直されております。  
鹿沼農業高等学校において、新型の簡易製炭窯の開発を実現しました。
地場産の大谷石を利用して、みなさんも製炭にチャレンジしてみませんか。  
ご相談は、下記までお寄せ下さい。
遠方からの問い合わせは、最低料金で世界中に配信できるe-mail が便利です。

県立鹿沼農業高等学校 教諭 萩原 靖弘(はぎわら やすひろ)
郵便番号 322−0524    
住 所 栃木県鹿沼市みなみ町8番73号   
電 話 0289−75−2231    f a x 0289−75−1420
E-Mail :ootuki@rose.plala.or.jp

Topへ▲

「炭・木酢利用の実践・研究」に戻る