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Ruralnet・農文協食農教育2001年 10月号

 

食農教育 No16 2001年10月増刊号より

 次号予告 『食農教育』11月号(17号)
 2001年1月11日発売

 特集 図書・情報は調べ学習の力強い味方(仮題)
 具体的にどの本がどのように調べ学習の役に立ったか、子どもに直接尋ねながら明らかにしていきます。本をフィールドノートにして、体験型修学旅行を短期間の準備で成功させた事例や、各学年の総合的な学習の時間の展開を意識した図書の配架の工夫、公共図書館との連携の事例も。
 ●サブ特集 図解 教室でできるワラと野菜の工作

 編集室から

 2002年の「総合的な学習の時間」実施目前ということで、急きょ臨時増刊号を発行の運びとなりました。「空っぽの箱」(嶋野道弘氏)に地域の香りのする「総合」を盛り込んでください。本号がそのプランづくりのお役に立てば幸いです。

▼大都市近郊の丘陵地帯を開発して造成された巨大団地の中の、ある小学校の校長先生から、総合的な学習のテーマを何にするか困っているという電話をいただいたことがある。無機的な高層団地群の風景を見ていれば無理もない。しかし、そこに住む住民(とくに子どもたちの親)が背負っている食文化に目をつければ、団地は調べ学習の宝庫なのだ(26頁)。(松田)

▼各世代の思い出に残る学校給食のメニューを再現してみたら、脱脂粉乳が昔のようにまずくなくて拍子抜けしたという新聞記事を読んだ。学校給食はそのときどきの食生活はもちろん、国際政治や世相を映す鏡でもあります。学校給食からひろがる

▼好きな人の嫌いな部分を、嫌いな人の好きな部分を探してみる。これ人間づきあいをするときの第1歩という。嫌いというわけではないけれど、お年寄りや知的障害者とつきあうときも「好き」な部分を探すことが大切みたい。お手玉や味噌作り、ぼくらにはない、惚れ惚れするような「技」に光をあてたら奥深い手仕事の世界が見えてきた(42頁、88頁)。(伊藤)

 9月号記事補足
  9月号117頁の「ヒョウタン関連情報」の記事でご紹介した、臭いを出さずに中身を取り出す薬「ひょうたんごっこ」の取扱いについて補足いたします。取寄せ先の国華園では春季のみの取扱い商品となっております。収穫時期にお取寄せされたい方はこちらにご連絡ください。潟Tカタのタネ 045-945-8824 


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