食農教育 No.27 2003年5月号より
[素材研究] カイコ
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糸とり
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真綿から糸をとりコースターを織る
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東京・和光鶴川小学校 成田寛
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本校では毎年3年生がカイコを育ててマユをとります。そこから生糸をとる活動も楽しいですが、生糸は細すぎて次に利活用しづらいのが難点。そこで、マユを真綿にして、手でよりながら太目の絹糸をつくりコースターを織っています。そのやり方を紹介します。
■真綿をつくる
■真綿から糸へ
- (7)
- ぬれたマユを2人で広げる。
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- (8)
- 一方の手を離し、対角の二角をもつ。さらに1m近くまで引っ張る。
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- (9)
- 太ももでよりをかけながら、巻きとり紙に巻きとっていく。このときに2本目をつないでよりをかけてもいいが、子どもには難しいので1本ずつ巻きとっていく
(82頁も参照)。
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■簡易織り機でコースターづくり
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- (10)
- 厚紙の真中を四角に切り抜き、縦糸を引っかける溝を1cm間隔に切る。
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- (11)
- 溝にひっかけて縦糸を12本張り、横糸を通していく。引っ張り過ぎないように気をつけて、横糸が足りなくなったら、かた結びで結んで続ける。
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- (12)
- ほぼ正方形まで織りあがったら縦糸を切り、隣同士をしばってできあがり。
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