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食農教育 No30 2003年11月号より 次号予告 『食農教育』1月号(31号)2003年12月12日発売特集 校区コミュニティー元年!(仮題)川や田んぼなど身近な環境や食べものを見直す地元学、地場産品を利用した学校給食、都市と農村の交流・産直など、食と農にかかわる動きがあちこちに。 こうした動きがつながることで、「学校への地域の人材活用」という発想を超えて、学校と地域が同じ土俵に立ってコミュニティーをつくっていく動きが広がっています。総合的な学習の時間が本格的にスタートして二年。新しいネットワークづくりの風をとらえてみたいと思います。 ■素材研究 草木染め学校の調理室で草木染めの材料さがし。絹でなく木綿を染める、泥染めなど、意外な発想から、染色と漢方の関係まで。 編集室から▼塩漬けにしておいたキュウリに、「腐ってないがや」と驚く子ども(20頁)。聞き逃してしまいそうな子どもの「つぶやき」だが、その「つぶやき」をキャッチして「学び」につなげるとは、どういうことなのか。単純なようで奥の深いその秘密を、本誌でお馴染みの藤本先生が解き明かす(26頁)。つぶやきを引き出す場づくりは、新しい学級の関係づくりでもあった。(松田) ▼本誌12号〜18号に連載した加藤秀俊先生を囲む本宿小の会に久しぶりに出席した。話題は家の間取りや電化製品の普及から見た暮らしの変化。仏壇のような扉がついたテレビやローラーで脱水する洗濯機の思い出話で盛り上がった。加藤先生のアドバイスはこういう話をするとき、「昔は」と言わず必ず正確な年号で話し、記録すること。わが家の歴代の電化製品を調べてみるのもおもしろい(109頁)。(阿部) ▼三重県人なのに、伊勢本街道なるものをはじめて知った。奈良・大阪・和歌山方面からお伊勢さんや東海道方面にでるのに、ここを歩いて通ったそうだ。森本とみよさん宅(50頁)は、この街道沿いに面していて、御杖村で敷津の町屋(屋号)と呼ばれる旅籠だったそう。玄関を入ると、土間があって、おくどさん(かまど)もあった。夏の暑い盛りだというのに、少しひんやりしていて気持ちよかった。(伊藤) ●小学生読書感想文コンクール開催のお知らせ期間 対象 内容 冊子の配布 応募方法 問い合わせ先 農林水産省大臣官房情報課 |