「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2006年9月号
 

食農教育 No50 2006年9月号より

 次号予告 『食農教育』11月号(51号)2006年10月12日発売

特集 味噌となかよくなる(仮題)

 ごはんとともに毎日口にする味噌と味噌汁。味噌のできるしくみやそこでのこうじのはたらきを、実際に味噌を仕込むことも含めて学んでいく。味噌汁は味噌・だし・具にそれぞれ地域性が現われ、調べ学習や交流学習にぴったり。

●素材研究 卵

 鶏卵の鮮度の見分けかた、おもしろ実験・調理、ふ化させる方法、ニワトリの改良の歴史まで。

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼食農ネットの全国フォーラムで、何人もの参加者が「涙がでました」と語った、舘岡学級の子どもの作文。書いた子どもに作文を読ませて録音し、発表時の要所要所で語らせる演出は「反則技では!?」とも思ったが、やはり何度読み返しても、力のある作文たち……。舘岡先生の作文指導やいかに? 今回は、根掘り葉掘りうかがいました(一五〇頁)。(伊藤)

▼「お米の炊飯の歴史」(六〇頁)の撮影は、暑かった。炎天下で石かまどに火をたくものだから、まさに灼熱地獄。それでも、薪の火で調理する楽しさは衰えないのだから不思議。校庭で火を燃やす手続きの面倒さはあるにしても、一度試してみる価値はある。ところで、記事で投げかけた「どの時代のごはんがおいしいか」という問いに対する、撮影現場での答えを披露しよう。それは雑穀飯。ほんのり甘くて一番人気だった。(松田)

▼ふと興味がわいて、実家での電化製品の導入の歴史を調べてみた。昭和三十三年生まれの私の家に白黒テレビが入ったのは三十四年。それなのに、炊飯器(ガス)はなんと四十一年! ごはんは羽釜で炊かなければという祖母のこだわりのせいだった。だがそのこだわりは私には引き継がれなかった。もちろん、私の子どもにも……。50号記念特集に寄せられた玉稿を読みながら、食と農をめぐって、世代をこえて引き継ぐべき技や価値観について、改めて考えさせられた。(阿部)

●環境学習・食農体験を支援する

「信州つがいけ食農学習センター」

 栂池自然園や白馬の山々を舞台にした自然観察とアウトドア、周辺の加工施設や工房などを利用した食農体験が存分に楽しめるロケーションです。農文協の「食と農の学習データベース」や充実した調べ学習の資料、図書をそろえた絶好の学習環境にあります。
 体験メニューがいっぱいの食農教育講座を毎年好評開催中。
 もちろん家族旅行や移動教室にもご利用いただけます。研修・宿泊施設として、ぜひご活用ください。

 連絡先 (財)長野農文協 栂池センター
 〒399-9422 長野県北安曇郡小谷村栂池高原
 電話0261-83-2304 FAX0261-83-2621
 /tuga20/

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