「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2007年9月号
 

食農教育 No57 2007年9月号より

 次号予告 『食農教育』11月号(58号)2007年10月12日発売

特集 謎に迫る 4年生の水学習(仮題)

 玉川上水はなぜ、隅田川から水を取らなかったか? ペットボトルの水と水道水はどこがちがうか? など、水をめぐる身近な疑問を解き明かす授業づくりと教材を紹介。水を「使い捨てる文化」(商品化する文化)と水を「使いまわす文化」を対置させ、水と人とのかかわりを考える。

■土日の食農教育/カラスは害虫か?
■食育・学校給食/おむすび大研究!
■保育園・幼稚園/ドングリクラフト ほか

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼平成十七年度のある調査で、「好き嫌いなく食べる」を子どもに教えている保護者は小中学校で五五%以上。いっぽう小学校七一%、中学校六三%の学級担任が「家庭でも偏食しないで食べることを教えてほしい」と考えており、小学校八六%、中学校六二%が偏食しないよう学校給食で指導している。無理強いではなく、すなおに「おいしい」と思える偏食対策を基本にすえた本号の残食対策をぜひご活用ください!(千葉)

▼「総合的な学習の時間」は不得意だという若い先生方が多いなかで、意欲的に取り組んでいる先生がいる。保護者を学習に巻き込むのも上手だ。その秘訣の一端を、給食指導の記事(三四頁)に垣間見た。「おむすび」を握るなどの工夫で、子どもの負担にならないよう給食を食べる気にさせる。原則的だが柔軟、なかなかのものですね。(松田)

▼全国の農業体験学習でJAが果たす役割は大きいが、最近はさらに新しい流れが生まれてきた。受身でなく、体験学習のメニューをJAから学校に提案する(七四頁)、農家の一日をまるごと体験させ、継続して交流する(八〇頁)など。総合的な学習の時間やキャリア教育、修学旅行・移動教室などを活性化するためにも、意欲的な「JA食農教育」の情報をキャッチして連携したい。(阿部)

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