「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2008年9月号
 

食農教育 No64 2008年9月号より

 次号予告 『食農教育』11月号(65号)2008年10月12日発売

特集 いのちのふとん、落ち葉大研究!(仮題)

 秋の校庭には毎日のように落ち葉が積もる。ゴミ処理業者にお金を払って廃棄する学校も多いが、手間と時間とお金をかけて捨てるのはもったいない。落ち葉は校庭の一角に積んでおくだけで、良質の腐葉土になるが、チョットその前に、遊び心を働かせて子どもとイタズラしてみない? 落ち葉のふとん、カブトムシ飼育、焼き芋、葉っぱ絵アートなどなど。落ち葉をフル活用する技を大公開する。

■小特集 秋の収穫――私の工夫

 収穫して、もって帰るだけでなく、もう一工夫。子どもたちに作物のパワーを実感させたり、収穫祭で保護者を味方につけるコツなどを紹介。

※内容は予定です。変更する場合があります。

編集室から

▼雨上がりの夕方、見上げると虹がかかっていた。前を歩いている小学生たちが、「いいもの見たね」といいながら歩いていた。同じ虹を見たんだなと思い、うれしくなった。虹は、希望の象徴。希望がある限り、何度打ちのめされても、人間は立ち上がれる。特集の「災害にそなえる食の知恵」。それは希望の具体的な形だ。本号で『食農教育』誌の編集を離れます。短い間でしたが、ありがとうございました。(千葉)

▼「言葉を交わさなくても、そこにいるだけで、子どもと心が通じる」という板東先生の実践は(四〇頁)、若い先生には神業のように映るかもしれない。でも、その坂東先生も、若いころは、「教師をやめなさい」とまで言われている。「凄いなあ」と思える先輩の先生は、どうもいっぱい失敗を重ねているようだ。ふだんは語らない先輩の失敗談を引き出すのも、教師修業の一つかも。(松田)

▼横浜の小田小学校の子どもたちが、新潟県上越市安塚区に二泊三日の体験学習に行くようになって、今年で一〇年目。子どもたちは「体験記」をつくり、自分が感じたことを自分の言葉で下級生に伝えていく。体験学習が学校の伝統となり、新しい要素も加わりながら伝えられていく(一三四頁)。次号から『食農教育』はフレッシュな新体制でお届けします。ご期待ください!(阿部)

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