「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2009年7月号
 

食農教育 No.69 2009年7月号より

1時間の授業時間内にできる!!

超カンタンピザ

熊本・山鹿市立米野岳中学校 角野育子

「ピザは発酵に時間がかかるイメージがありますが、生地の粉類に80℃のお湯を入れ、勢いよくかき混ぜることで、イーストの働きを促し、発酵時間を短縮します。また生地をつくるときのこね作業も不要で、ガーッとかき混ぜるだけ。アイデア料理をいろいろ開発されているお母さんから教わりました。」

〈材料〉ホットプレート1台分

 ―生地―
・小麦粉(強力粉) …1.5カップ
・砂糖 …大さじ1
・ドライイースト …大さじ1
・お湯(沸騰直前の80℃くらい) …180ml

ピザソース(ケチャップでもいい) …適量
手粉(強力粉) …適量
トッピング用の野菜(トマト、ピーマン、タマネギ、ベーコン)とチーズ …適量

(1)ボウルに小麦粉、砂糖、ドライイーストを入れ、お湯を加えて勢いよくかき混ぜる。フードプロセッサーで混ぜてもよい。ちょっと水分が多いように感じても、粉類がよく混ざればOK。
「こんなに温度が高いとイースト菌が死ぬのでは?」との心配も無用。お湯を入れても、さっとこねるため、生地全体の温度が40℃近くなり、イースト菌が働くのに適した温度に。

(2)ボウルの上にぬれぶきんをかぶせて生地を発酵させる。発酵時間をより短くするため、湯せんした状態で行なうといい。15分ほどで2倍にふくらむ。
発酵を待つ間にトッピング用の野菜の準備をする。トマトとピーマンは輪切りに、タマネギは薄切り、ベーコンは幅1cmに切る。

(発酵前)待つこと15分……
(発酵後)2倍にふくらむ

(3)手粉(強力粉)をつけて生地を取ったら、指先を使いホットプレートに手早く平たく伸ばす。

(4)生地にピザソースを塗り、トッピング用の野菜とチーズをのせる。ホットプレートの温度を180℃にし、フタをして10〜15分焼いたら完成。


 つづき(授業や行事が盛り上がる!ホットプレート料理)は、本誌(『食農教育』2009年7月号)を参照ください。

→食農教育トップに戻る
農文協食農教育2009年7月号

ページのトップへ


お問い合わせはrural@mail.ruralnet.or.jp まで
事務局:社団法人 農山漁村文化協会
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

2009 Rural Culture Association (c)
All Rights Reserved