「総合的な時間」の総合誌
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食農教育  
農文協食農教育2009年7月号
 

読者のみなさまへ  2009年7月号の記事案内

(社)農山漁村文化協会  編集局 教育雑誌・教育書グループ

■足元の愉快な虫たち、60種以上登場!

 今月は、虫特集。私たちの足元にいる、愉快な虫たちが60種以上! たとえば――。

●クビキリギス

 横浜に勤める27歳の女性教員を虫好きに変えてしまったキリギリスの仲間。最初は、足の関節の感じとか、お腹のふわっとした感じが苦手だったけど、子どもといっしょによくみると、「口のまわりにケチャップつけてるみたい」と、愛着がわいてきたとか。成虫で越冬するので、春の夜(4〜6月くらい)に鳴くキリギリス。横浜など、都市部でもたくさんみられます。(8頁、34頁)

●ニジュウヤホシテントウ

 ジャガイモやナスなど、ナス科の作物を栽培された経験がある人は、出会ったことがあるかも。通称、テントウムシダマシ。テントウムシはアブラムシをパクパク食べる益虫ですが、こちらはナスやジャガイモの葉をムシャムシャ食べる害虫。これを退治するのではなく、飼育している先生や子どもがいます! 理科の学習(ジャガイモのヨウ素デンプン反応)ともつながってきて、子どもと虫と作物の間で、おもしろい展開が期待できそう。(8頁、35頁)

●クロヒョウタンカスミカメ

 こいつを知っている人は、ただの虫マニアではないだろう。ここ数年、高知県のハウス農家の間で、熱い視線を浴びているカメムシの仲間。体長約3mm。姿はアリそっくりだが、ルーペで見るとちゃんと太くて鋭いくちばしがついている。アザミウマやコナジラミ、アブラムシなどの体液をチューチューと吸ってしまう頼もしい奴。ただし、農薬にはめっぽう弱い。関東以南ならどこでもいる。とくに9〜10月に、クズの葉っぱなどに多い。(50頁)

 →結論。虫を知れば、世界が広がる! 子どもとの関係も、学級運営もうまくいく!

■ここまでできる! ホットプレート料理

 収穫した夏野菜、そのまま味わうのもいいけれど、せっかくなら「みんなでつくって食べる」を楽しみたい! そこで、ホットプレート料理。

「これをホットプレートで!?」とおどろきのアイデア料理も盛りだくさん。学級活動、特別支援学級の教職員参観、理科の実験など、学校での実際の活用方法も見どころです。

 ピザは一時間授業で生地からつくれる"超カンタンピザ"(75頁)、ポップコーンなら、カラメルを絡めて"キャラメルポップコーン"(77頁)がおすすめ。

 アルミカップや紙カップを使ってつくる"ひし形お好み焼き"、"蒸しパン"、"プリン"は、「子ども一人ずつ、まるまる一個食べられる」のがうれしい(89〜93頁)。学校でホットプレートを使うときに起こりやすいブレーカー落ちの対策も、メーカーの方に解説していただきました(81頁)。



「秋からはじめる給食畑(仮題)」アンケート

アンケート締切 2009/6/26(金)

次号9月号では「秋からはじめる給食畑(仮題)」として、学級園や空き地を利用して、自分たちで給食食材を育て、給食に利用するための方法や工夫などを特集します。ぜひ、アンケートにご協力ください。

■PDF形式はこちら(PDF形式/76KB)

アンケート用紙

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