「総合的な時間」の総合誌
農文協
食農教育  
農文協食農教育2011年3月号
 

食農教育 No79 2011年3月号より

 次号予告 『食農教育』2011年5月号(80号)

特集 農業少年大集合!

編集室から

▼マミー保育園の衣川園長(6頁)、明成高校の高橋先生(20頁)、北信小の斉藤先生(34頁)と、今号に登場する人たちは、とにかくパワフル。子どもといっしょに「畑の時間」を思いっきり楽しんでいる。著者の森先生の絵本制作秘話(28頁)は、総合学習そのものだ。読者、著者、イラストレーターと、かかわる人たちがみんな、子どもになって生き物との関係を紡ぎ直し、元気になれる。『そだててあそぼう』マジックかな?(伊藤)

▼野菜の地域品種が年々少なくなるなか、安家地区では、ダイコンの地域品種・安家地ダイコンを、農家が栽培し食べ続けている(94頁)。だから、安家小学校の子どもたちが、面倒な自家採種をしてまでも、地ダイコンをつくり継ぎたいと思ったのは、自然な流れだった。そんな自然な流れの栽培学習から、子どもたちの五感がしげきされ豊かなリアクションが生まれる。(松田)

▼栽培・観察のなかで生じた疑問から仮説を立て、実証するために実験する。『ホウセンカの絵本』はそんな実験を重ねてできた絵本でした(28頁)。植物は生きていて、たくさんのフシギがあるのだから、決まった実験の教材として使うだけではもったいない! ホウセンカは「赤インキを吸い上げる植物」という記憶しかなかった私はそう思います。(中村)

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