第8回 花火あそび・野外活動を撮る
夏から秋にかけて、野外活動が活発に行なわれるシーズンである。このシーズンこそデジカメがフル活用される時期でもある。 今回は、意外に難しい花火あそびの撮影方法と、学校での野外活動のようすの撮り方を解説する。
コツ1 花火あそびは夜景モード、スローシンクロモードで
花火あそびを撮影するときには、デジカメの撮影モードを「夜景モード」または「スローシンクロモード」にセットしなおさなくてはいけない。これはどういうことかというと、シャッタースピードをうんと遅くして周辺の弱い光をも写しこむことができるモードだ。
コツ2 野外活動は一連の流れをキチンと記録
野外活動の撮影のコツは、一連の流れをキチンと記録すること。なにが行なわれたのかを正確に記録することが第一。次に、思いっきり低い位置から撮るなど、アングルを変えて撮影することにも心がける。
コツ3 ワイドズームで顔の表情、全身の表情を
子どもを撮影するコツは、とにかく低い位置から、子どもと同じ視線の高さ以下から子どもを見ることだ。私は最近腹が出っ張ってきたので、低いアングルが苦しくなってきた。腹筋などして引っ込めないといけないなあ。
木の実拾いのようす。「ちょっと見せて」というと、子どもは真正面からカメラを見る。こっちがドキッとするほどまっすぐカメラを見ることができるのは、やはりいまどきの子どもなんだなあ。ちなみにこの子の持っているのはトチの実。
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