|
|
|
|
成立市町村 |
文書名 |
収録
巻
|
内 容 紹 介 |
春日町 |
作もの仕様 |
28
|
商品生産にまきこまれてきた文化から天保期(1804〜43)の丹波地方での農事の方法を具体的に示す。栽培を総論と各論に分けて述べ、野菜、米麦など多岐にわたる作物を扱う。 |
春日町 |
農業稼仕様 |
28
|
『作もの仕様』と同じ著者が、前著を補い、年間の農事を整理したもの。記述は、栴檀の枝葉の煮出し汁や鯨油を使った虫害対策など技術的な事柄のほか、職人の食事の注意など家政的なものにも及ぶ。 |
大屋町 |
養蚕秘録 |
35
|
近世におけるわが国蚕書の白眉。養蚕での『農業全書』の役割を果たした書。守国は若年から養蚕に親しみ、信州、上州、岩代などの養蚕先進地を歩き集大成したのが本書である。仏語訳もある名著。 |
豊岡市 |
家事日録 |
43
|
年間の農事記録や年中行事とともに出石藩士・寺檀関係者・心学仲間・家族・親族との交わりを細かに書き留めている。 |
伊丹市 |
童蒙酒造記 |
51
|
江戸期初頭の銘醸地・摂津鴻池の流派を中心に、酒づくりの全般にわたって解説している酒造技術書。乳酸発酵利用の新酒用菩提もと、高温糖化の煮もと、通常の生もとについての技術は貴重な情報。 |
伊丹市 |
寒元造様極意伝 |
51
|
摂津伊丹流の寒づくりの酒造技術書。水の加え方と蒸米の温度加減、加温用の暖気樽による温度調節などを解説していて、いわゆる「伊丹流」の酒造技術がよくわかる。 |
龍野市 |
醤油仕込方之控 |
52
|
播磨国龍野の有力な醤油屋による、江戸時代後期の淡口龍野醤油の製法書。大豆の煮出し汁「あめ」、甘酒、蜜、醤油粕からさらに搾った二番醤油(番水)などを加えてつくる、龍野醤油の独自の製法を詳述。 |
明石市 |
牛書 |
60
|
牛のさまざまな病気を番付にして載せ、漢方による治療法を示した伯楽(獣医)ハンドブック。中国本を手本にしているが、伯楽たちが自らの診療経験をふまえて実用書として完成させたもの。 |
明石市 |
讚岐砂糖製法聞書 |
61
|
播磨国二見の小山某が、製糖業の先進地・讚岐国の白鳥新町の人から砂糖製法の技術を聞き書きしたもの。藩の統制下にあった製糖技術は、このように聞き取りのかたちで他国へ伝播した。 |
姫路市 |
早川神社四季耕作図絵馬 |
72
|
兵庫県早川神社所蔵。画面は大きく上下に分かれ、上右から下左へと流れる構図である。春先の種もみつけから秋の収穫・蔵入れまで画面いっぱいに描かれている。 |
|
|
|
|