農文協のトップページへ
農文協増刊現代農業>脱・格差社会 私たちの農的生き方_編集後記

脱・格差社会 私たちの農的生き方

現代農業2007年2月増刊

【編集後記】

目次定期購読申込

2003年7月、宮城県北上町で開かれた「観音講の料理を味わう会」で、精進料理をつくったおばあちゃんを代表し、今野千恵子さんが小学生に語りかけた言葉が忘れられない。「『命名』というのは『いのちに名前をつけること』なの。赤ちゃんが生まれると、命名誰々って書いた紙を、しばらく神棚に貼っておくでしょう。そういう思いがあるから、みんなもね、自分のいのちを大事にしてほしいと思います」。昨2006年は、「農的生き方」を求める若者たちのあいだに、たくさんの新しいいのちが生まれた年でした。以下はご両親と新しいいのちにつけられたお名前、そして込められた思い。心よりお祝い申し上げます。

1月 熊本県南阿蘇村O2ファーム 大津耕太さん・(吉田)愛梨さん 桔平ちゃん・連蔵ちゃん(双子)/2月 千葉県鴨川自然王国 藤本(三尾)博正さん・Yaeさん 和麻ちゃん 「工業の農業化」の鍵となる「麻」で平和を/4月 同 首藤(宮田)武宏さん・喜子さん 環ちゃん 人と人をつなげる環のように、大きく元気に生きる子となるよう願って/同月 同里山帰農塾OB 西岡千史さん・佳名子さん 栄美(はるみ)ちゃん 秋にまいた種がハル(春)にミ(実)のり、美しく栄えてほしい/6月 宮崎県高千穂町 工藤久生さん・加代子さん 日花里ちゃん お日様が輝き、花が咲き乱れる里(いろんな宝がつまったふるさと)に光が当てられるような子に育ってほしい/同月 東京 甲斐健一郎さん・(浦嶋)裕子さん(ローカルジャンクション21) 珠希ちゃん 結婚5年目で授かった娘は掌中の珠。そして希望をまん丸に育ててほしいと願って/8月 北海道恵庭市 村上智彦さん・(長尾)道子さん(農村ライター) 恵太郎ちゃん 天から「恵」まれたいのち、「恵」庭での誕生に、感謝の気持ちを込めて/12月 熊本県小国町木魂館 江藤訓重さん・(杉森)直美さん 直太郎ちゃん 仮死状態で生まれて、当初危険な状態だったので、すくすくまっすぐ育ってほしいということから

どうかみんな、いのちを大事に、すこやかに!  (甲斐良治)

目次定期購読申込増刊現代農業農文協のトップ

ページのトップへ


お問い合わせはrural@mail.ruralnet.or.jp まで
事務局:社団法人 農山漁村文化協会
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

2007 Rural Culture Association (c)
All Rights Reserved