月刊 現代農業
ルーラルネットへ ルーラル電子図書館 食と農 学習の広場 田舎の本屋さん

9月号の主な記事(予告)8月5日発売

■巻頭特集
 田畑のイベント上手になる! 農家が当てにしているカーネーション片付け隊/イベント開催のお悩み相談Q&A 集客は?駐車場は?トイレは?悪天候の時は?緊急時の対応は?など/大盛況の痛快イベント

■くらし・経営・地域のページ
 もうやめられない、ラッカセイ/わたしの熱中症対策/GAP取得、オレはこう思う/GAPの基礎知識/薬草王国ボルネオ島/種子法を失う意味、他

■稲作・水田活用
 モミすり機 の掃除&メンテ術/米のフレコンバッグ保管術/直下根と斜め直下根/あきだわら鶏糞栽培で1t超え/1tどり小麦の姿とは?

■野菜・花
 夏播きをうまくやる

/ネギ 太陽シートべた掛け/ホウレンソウ タイベックで地温を下げる/9月植えインゲンでおせち需要をねらう/育苗箱で葉ボタンの少量培地栽培/台風対策など

■果樹
 葉とらずリンゴで活路を拓く/落とす&拾う 収穫がラクになる道具/農家のカラス対策

■山・特産
 林内ビジネスで稼ぐ

■畜産
 繁殖農家も肥育農家も脱・化粧肉の子牛に注目/肥育成績をデータ化、導入するのは270kgの子牛/地物で粗飼料など

■機械・道具
 コンバインのメンテ/収穫調製に役立つアイデア

編 集 後 記

▼「農家と反戦」の奥田さんの記事を読み(336頁)、さっそく北御門二郎訳の『イワンの馬鹿』を読んでみた。欲張らないこと、これが大事だなと思う。政治家の皆さんにも読んでほしい。一方で、今月は石灰欠乏にも挑んだ。石灰はやはり面白い。(石川)

▼「作物は主人の足音を聞いて育つ」。農家なら誰しもうなずく有名な言葉だが、なぜかと問えば、「気持ちの有り様」としか答えられない人も多いのでは? そこに今回新知見!? キーワードは「根面境界層の打破」だ(90頁)。(伊藤)

▼西日を避け、牛舎から熱い空気を放出し、自家育成で強い後継牛をつくる。関東も沖縄も暑さ対策の基本は同じ(258頁)。そしてどの農家からも「長命連産をめざして大切に長く飼う」という言葉を聞いた。(五十嵐)

▼カルシウムは何かと重要なようで、たとえば、ヒトの受精でもカルシウムイオンをきっかけに卵子の活性化が始まるのだとか。その名も受精カルシウム波! 石灰欠乏に挑んだらそんな知識も増えました。(小河)

▼追記。田中美登利さん(52頁)のほっこりする一言。「主人はお金こそ残さなかったけど、もっと大事な財産を残してくれました。それは娘たちです」。後日、電話をしてみると、その日も「女3人」の直売所は大盛況だったという。(川崎)

▼興味を持ちつつ、勉強不足だった「農福連携」(348頁)。企業や福祉施設で働いている障害者は1割に満たず、その賃金も著しく低いと知って驚いた。一方、最近よく聞く農家の人材不足。周りを見回せば、連携先があるかもしれない。(山下)

▼読者からの問い合わせを発端に、太陽熱処理で土が乾く!? 問題に迫りました(166頁)。雑草やセンチュウ対策に重宝される太陽熱処理だが、どうせやるなら土づくりもセットでやれば一石三鳥! 暑〜い夏の太陽、活かさない手はないですね。(廣瀬)

▼中晩柑の名人片上公憲さん(205頁)に、視察のコツを教えてもらった。(1)一人でいく(遊びついではダメ)。(2)疑問点は一つに絞る(一度にたくさん理解できない)。真摯な努力と研鑚の上に、今の技術がある。(岩瀬)


もどる