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2004年6月 保健室 112号

特集:養護教諭・はじめの一歩
―三重・東海地方の実践から学ぶ―
112号
  • はじめの一歩を共に… 野村和雄(愛知教育大学教授)
  • 養護教諭に求められる専門的力量とは… 中安紀美子(徳島大学総合科学部教授)
  • 三健教との34年間… 大道寿恵子(三重・三健教)
  • 養護教諭の仕事の原点は「四日市喘息」だった… 加藤みはる(三重・三健教)
  • 高度経済成長の四日市市における公害教育… 土井妙子(一橋大学大学院)
  • 養護教諭が学校にいる意味… 熊沢富美江(愛知・てのひらの会)
  • 免疫力を高める健康教育の工夫… 土岐香(岐阜・高校養護教諭)
  • 【保健室から地域から】先生がお母さんだったらいいな… 内田廣子/目には見えないもの… 小林みどり/ダウン症のAちゃんとの居場所を探して… 山本浩子/物語の持つ力… 増田喜昭

「子どもも、教師も、学校も多様である。その多様さを認めつつ仕事をしたい」(野村和雄)

「自分のからだに対する気遣いは他者への気遣いにつながる」(中安紀美子)

▼若手の養護教諭、悩める養護教諭に向けて、大会開催地・三重の養護教諭をはじめ、愛知・岐阜の養護教諭の体験を結集! ▼公害に苦しむ子どもたちをどうするか。家庭訪問からはじめた養護教諭の先輩たちの取組みを報告。 ▼不登校の生徒の多い中学校で、保健室の役割を軽視されたとき、威力を発揮した「伝家の宝刀」とは。 ▼失敗が怖い、時間がないと実践を控える前に、まず一歩を踏み出すと世界が開けてくることがわかる。 ▼保健室にくる子の「仮病」がわかっても、知らん顔をしていられるようになった…それが私の成長。 ▼地域の自然を、街を、学校を、物語の息づく子どもの居場所にしたい町の本屋さんからのメッセージ。

 

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